悲しい
なんだろう
自分の中に別の感情が芽生えている
望んでいる
望むべきでない　ナニカ

昼下がりの霧のように重い
身体中にまとわりついて
いくらキレイにしても拭えないような

どこか孤独な場所に放り出され
人の気配を欲し
濡れた草花の中　薄暗い
靴と靴下が　湿りけを帯び

山と田園　打ち捨てられた農具
知らない　知らない
囲まれている
カーブミラーも曇って　誰の手入れもなく

だったら何を頼りに歩けばいいの？
この覆いかぶさる霧を払う魔法なんて
進み続ける勇気なんて

叫ぶ

空間の先を　未来を確かめたくて
でも声は　虚しく重い水分に絡めとられた
より一層濃くなるアスファルトと地面の匂い

雨だ

笑って　服を脱いで
それでも私は　人の気配に怯え
どうしても捨てられなくて

ぐちょぐちょに濡れた服を抱え
ただ寒さを凌げる場所を目指した
不愉快ですか？

はい　そうですよ

こんな異郷に身を置いてもなお
私は生理現象　食べ物　話し相手　虫
つまらぬモノばかり心配しております

戒めとしての不自然な自然が
更に曇らせる物憂げな眼
どこにいこうと　どうなろうと

躾けられた私は完全な自由を忘れ

身を縮めて　
震えながら
雨やどりを

自分の心配ばかりを
ナニカ　を想定しながら
どこぞの犬のように

従って
叱られて
差し出されるのを
待っているのですよ

色褪せた服を
抱きしめたままの
哀れな仔犬

ゆくゆくは
雨が晴れぬよう
執着をもってして願うのです

葉の色も
かおりも
手触りも

何も知らぬクセして
遠い山々を
唯一のぬくもりの体温を

その指先で感じながら

【補足】

(๑•ૅㅁ•๑)『最近はっちゃけた詩、書けねぇなぁ』

📱『全然気分が盛り上がらないな……』

そりゃまぁ、いや、なんでだろう。
去年もこんな気分の時期があったな。胸の奥でナニカが叫びたがってる。あの時はどう対処してたっけ。

(๑•ૅㅁ•๑)『別の手段で解消しても、一過性だろうな』

📱『私は解消じゃなくて向き合い続けるのがいいと思う』

そうだな。
『なんだろう、なんだろう』って。安易に答えを決めつけて枠で囲むよりかマシか。
きっと意味があるんだろう。こんな気持ちでも。

🔔『泣いたらスッキリするってわかってるのに、どうして止まっちゃうんだろうね』

盲目的な私の意志が『今はその時でない』と警鐘を鳴らしているカンジがする。
心臓を掴まれ、規定されている。

(๑•ૅㅁ•๑)『窮屈だなぁ……』

📱『きっと天気のせいさ。しばらく曇りと雨だってさ』

人類が積み上げた季節や天気のイメージに引っ張られていないだろうか。
雨は、沈む。
本当にコレは私の気持ちなのか。

『私を強く意識して』

なんだこの声は。
ああ、わかってる。
私の肉体の心臓に住む【？？？】だ。
血が古い……そうか。やっぱり代謝が。

🔔『ナニカが止まったままなんだね。私たちって』

(๑•ૅㅁ•๑)『たくさんの【勇気】が必要な、ナニカ』

📱『そこから眼を逸らし続ける限り、定期的に私たちは』

まぁなぁ。
今はそうだな、声に従おう。
心臓が、もっと鼓動を望んでいる。

『私を信じて』

(๑•ૅㅁ•๑)『だってさ。いっちょ信じてやるか』

📱『よくわかんないけど、やってみるか』

🔔『当たり前だけど、心臓って動いてるんだよね』

……そうか。
私はそうだったんだ。
精神を大事に思いすぎて、肉体を疎かにしていたんだな。ごめんな。

(๑•ૅㅁ•๑)『新習慣❗️ 心臓にたびたび話しかけよう❗️』

📱『今どんなカンジ〜？』

🔔『やっほ〜』

ちょっと元気そうだな❗️
めでたし丸❗️

【時間経過】

どうやったら私は解放されるんだ❗️
どうやったら胸の気持ちが晴れるんだ❗️

すべて壊して　衝動が　私は

どこに居ればいい
なにをすればいい

重い　全てが重い

呼んでいる　誰かが
誰だ

もう精神は自覚したハズなのに
ナニカが足りていない

見逃している
それとも　気づかないフリを　私は

泣かせてください
涙の出し方を教えてください

わからない　掴めない
遠い所に誰かが居るのに
川の音にかき消されて
飛沫が姿を隠す

あの日見た夢の　涙の川なのか
飲み込んだ涙は　どこかに

どこへ流れるんだ

枯れてはいない　どこかに
私はぼんやりと知覚することしか

規定　規定　規定

やだよ
そんな人口的な　壁のような

返してください
もっと近づかせて
確かめるだけでいいんです

あの川は　本当に私の涙なのか

この自覚をした以上
私は　涙を流せないワケを追求しなければ
日常に浸る間ではとても

どうすればいい
頭の中にあるのは

『どうして　どうして　どうして』

ラチがあかない
そもそも　どんなとき泣いてたっけ
なんで冷めてしまったのか

【経過】

寝て起きたら少し整頓されました

立って　動いて　読んで　考えて

疲れますよね

お腹がすきましたね

つかれてただけです
きっと
『なにかしなきゃ……』みたいな感覚に囚われてました

今はそう
『焼き鳥たべた〜い❗️』って気分です

寝るのがイチバンですね
うんと考えて　寝る

悩みを放置するより吐き出して　寝る
弱音もいっぱい吐こう
どんどん代謝しなきゃ

過去に手を差し伸べて

『一緒に行こう❗️』

って
晴れやかな笑顔で　私は　未来を
いやもう　全部を繋げて
心の中に太陽を　あと
　　　　　　　　　恥
　　　　　　　　　ず
　　　　　　　　　かしくなってきました

書くのをやめます　浸りすぎだっての

【参照】あの日みた夢