Yasushi Ishikawa

Finance 部門で 2015 年から Tableau Desktop, Prep …

Yasushi Ishikawa

Finance 部門で 2015 年から Tableau Desktop, Prep を使ってます | 経産省 Big data contest 可視化部門入賞、など | Data Saber | 2021, 2022 Tableau Social Ambassador

最近の記事

視覚属性:円グラフに罪はない。笑

久しぶりの note 投稿になりますが、引き続き「視覚属性」に関するトピックを取り上げてみたいとおもいます。 円グラフを使う意味 グラフの種類の話をするとき、「円グラフ」を使うのはよくない、という声をたまに聞きます。 個人的には、そうだね、と半分思いつつ、ちょっと違うんじゃないかな?となるので、思うことを書いておこうと思います。 あくまで個人の意見ですが、少しでも「なるほど!」ってなってくれたら嬉しいです。 得意とニガテ はじめに、円グラフの長所と短所を整理します。

    • 視覚属性をつかいこなす

      過去のpost で、Tableau の超基本的な使い方を紹介してきました。 次のレベルへすすむために、より高度な機能を使いこなすことはもちろん大事ですが、ここでは、Tableau の基本的な可視化の機能にフォーカスして、視覚属性をどう操るか(=理解しやすい表現)を考えたいと思います 視覚属性とは? = Preattentive Attribute Tableauがデータを可視化(=視覚属性に訴える)することで、より多くの人がそのデータを早く、正しく理解できるようになります。

      • Tableau の基本:「表計算」機能とは?

        ここまで、Tableauの「超基本」な考え方を3つ ↓ 取り上げてみました。 これを理解して組み合わせるだけでも、かなりのことが出来るはずです。 これらを踏まえ、次のステップとして、更に理解しておきたい「基本的なこと」を書いていこうと思います。 ここでは、「表計算機能」を取り上げます。大まかな概念をきちんと理解するだけでも、viz 作成の幅がだいぶ広がると思います。 i. Tableauの表計算機能(table calculation)とは「表計算」という単語がでてくる

        • Tableau Tips #1 : 「ただ置きたいだけ」の時に使うダミーの値(プレースホルダー)

          Tableauの表現力は幅が広く、ちょっと知っておくと引き出しが増えることもたくさんあります。 その中で、ここでは色々なところで使われている「プレースホルダー」を取り上げます。 「何かを置く」だけのために、固定値のメジャーを作るイメージです。 基本、難しいことは苦手なのですが、これは自分にもできたので大丈夫!です(笑) 「ただ置きたい時」とは?タイトルにある、「ただ置きたい時」というのはどういうことかというと、 たとえば、 ディメンションのメンバーだけを一覧表示したい、

        視覚属性:円グラフに罪はない。笑

          Tableauの超基本 #3 : ディメンションとメジャー (+連続と不連続)

          ここでは「ディメンション」と「メジャー」について整理します。Tableauに限らず、データを扱う際に必ず出てくる言葉ではないでしょうか。 また、Tableau を扱う際に理解しておきたい「連続」「不連続」もこれと関連するので、併せて説明してみます。 ディメンションとメジャー ディメンションは切り口、メジャーは切られる値 と言えます。 が、ちょっとピンと来ないな、という方のために言い回しを変えると、 メジャーは、集計される値(行ごと→合計 のイメージ) ディメンションは

          Tableauの超基本 #3 : ディメンションとメジャー (+連続と不連続)

          Tableauの超基本 #2:集計とは?

          Tableauの使い方を調べていくと、いろいろなところで「集計」「非集計」という単語が出てくると思います。 大量のデータを素早く理解する(or だれかに理解させる)ために、必ず使われる機能です。 ここでは、集計とは?を確認したうえで、集計の単位(粒度)、集計計算と非集計計算の違い の2つを見ていこうと思います 集計とは:複数行のデータの集まりから、「代表」を作る 集計は、Tableauに限らず、データを扱う時に頻繁に行われています。 いちばんわかりやすいのは「合計」でし

          Tableauの超基本 #2:集計とは?

          Tableau の超基本 #1:行と列

          今回は、Tableauでデータを可視化するときの超基本、「行」と「列」を取り上げたいと思います。 なるべくシンプルに、細かい点や例外的なのはちょっと後回しにして、まずは大きな考え方をつかんでもらえたら嬉しいです。 Tableau Desktop を開き、データに接続すると、こんな画面にたどり着きます。 左側にある、取り込んだデータの項目(フィールド)を、右側の項目を置く場所(シェルフ、カードとか呼ぶ)にドラッグ+ドロップすることによってグラフが作成されます。 行=タテ向

          Tableau の超基本 #1:行と列

          Tableau を使いこなす、活用する、とは?

          はじめにTableauを使い始めたとき、みなさんはどんな印象を受けたでしょうか。 自分の場合、今までExcelなどで四苦八苦していたグラフが一瞬でできた!とか、重かった処理が秒で終わった!など、とてつもない衝撃をうけたのを今でも覚えています。 同時に、表現の幅が広く、時間をかけて習得する必要があるな、というのも感じました。 実際、Tableauの使い方を説明すると、もともとの知識によって、引っかかるポイントが違うのも感じます。 Tableauの仕組みや使い方を詳しく説明

          Tableau を使いこなす、活用する、とは?