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半世紀ぶりの先輩

今日はよく行くアパレルショップの店長さんと
大学時代の部活の先輩に、急遽飲みに誘ってもらった。
店長さんとはよく飲みに行くんやけど、
その先輩と会うのは先輩が部活を引退した以来やから、体感では半世紀ぶり!?
そもそも僕のことを覚えてくれてること自体、腰を抜かしたほど。
先輩がもともと店長の下でバイトをしていて、会う約束をしていたところに、呼んでいただいた流れ。なんとも有難い。

半世紀ぶりなもんだから、色々先輩の今を根掘り葉掘り聞かせてもろて。
今はTV番組の制作チームにいるらしく、今回京都に来たのも、
京都でロケをする予定だから、どういうルートを歩くか下見に来てたらしい。
テレビ番組制作の裏側が知れて、面白かった。シンプルにね。

先輩は京都が好きらしく、大学を選ぶ時は京都基準やったみたい。
京都が舞台になっているアニメ「四畳半神話大系」を見て、
京都に興味を持ち始めたらしい。
そういう出会いって羨ましいし、その興味に対して動けるのもかっこいい。
そのロケも大学時代に京都に住んでいたからという理由で、
担当に繋がったらしいから、縁があって良いなあと。。

僕は生まれも育ちも京都で、そこら辺のありがたみがあんまりない。
大学に入って初めて、他府県から京都に憧れて来たと言う人と出会って、
あっ京都ってそんなに良いとこなんや〜。鴨川ってそんな大した川なんや〜。みたいな。

そこからちょっとずつ、意識して京都を見るようになって、
今では京都のことは好き。京都タワーも愛おしく思えるようにまでなった。
鴨川って他にはないくらい魅力的な川で、川沿いの雰囲気といい、京都を醸し出している。

それでも京都のことは、知らないことだらけ。
もっと地元のことを深く知りたいと思った日やった。


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