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【映画】場所はいつも旅先だった-輝きを求めて

今日は7月最後の日曜日。
アマゾンプライムで気になっていた映画を見た。
『場所はいつも旅先だった』If you were  there
これは、元『暮らしの手帖』編集長
松浦弥太郎さんが自伝的エッセイを
監督となって作られた映画


松浦弥太郎さんは、いろいろな活躍をされていて、
小泉今日子さんの『ホントのコイズミさん』でも
第1回・2回のゲストとして旅行について語っていた。

初めてアメリカに行かれたときのこと
絶望感を味わったけれど、そこから自分が始まったと。
なので、松浦弥太郎さんにとって
「旅」ということは何なのか、
映画を通じて感じたかった。

作品は80分。
サンフランシスコ(アメリカ)から始まり、
シギリア(スリランカ)、マルセイユ(フランス)
台北、台南(台湾)、メルボルン(オーストラリア)。。。
いずれの場所も、日常の景色が早朝と深夜にわたって撮影されている
朝、朝食のシーンは、外国のワクワクする朝食を思い出させてくれる。
少しずつ明るくなる空今外国にいるんだな~という空気感
映像から香りや空気が伝わってくるようだ。
特別なシーンや映像ではないのだけれど、
旅先で普通に生きて生活している人々に焦点が置かれ
見ると、誰もが旅立ちたくなる、そんな作品

特に私が好きなナレーションは、旅について語っているところ。

「人はみんな、孤独で寂しい生き物。なぜなら心を持っているから。それならばいっそ、孤独や寂しさを愛してしまおう」
「それでも傷ついたり、心が折れたりすることもある。そういう時は、一人で旅をする。本来の自分を取り戻すために。すると心がじんわりと満たされていく」

「場所はいつも旅先だった」から

「ドアを1歩出れば旅である。
そう思うと旅というのは暮らしによってできているなーとわかる。
遠かろうと近かろうと、旅であるか否かに関係がない。歩いて、見て、聞き、感じ、出会い、観察するという意識を常に働かせること。それは普段、自分たちの日々の暮らしそのものを豊かにする工夫の基本でもある。
旅に種類があるとしたら、どこか空間に向かうものと、時間に向かうものの違い位だろう。それはほんのちょっとでも未知の場所に動けば、そこには必ず輝きが瞬いているということだ。その輝きを美しいものとして、一つ一つ自分で拾い集めていくことに意味がある。」

「場所はいつも旅先だった」から

本来の自分を取り戻すため。
ほんのちょっとでも未知の場所に動けば、
そこには必ず輝きが瞬いている・・・

そんな旅がしたい。
未知な国に行ってみたい。
そう思わせてくれる映画だった。

松浦弥太郎さんの映画noteがありました。
素敵なnoteですよ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次の旅に悩んでいる方、ぜひ見てみてください!
行きたい気持ちが一気に高まります。


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