「自己肯定感を上げよう！」「自分に自信を持とう！」
こういうメッセージ、標語がここ何年かでやたら目につくようになった気がする。
大学生になって通学手段としてよく電車に乗るようになっただけかもしれないけど、電車内の広告されている本でそういう本をよく見たりする。

そういう本の宣伝文句はこんな感じ。

うーん。ちょっと読みたくなる。
もし何かに悩んでいたら買っちゃうかも。

他にも起業家や実業家みたいな人のSNSをフォローすると、濁流のように発信が流れてくる。
みんな大学を卒業したあと起業したり、海外でボランティア活動したりしている人たちだ。
そんなすごい人たちのお言葉だから説得力がある。そういう発信している人たちは若い（20～30代）から、なんとなく身近な感じもする。

こういう本を出したり発信しているやつらに言いたい

ありもしない不安を煽って金を稼ぐな！！

自己肯定感が低いことは悪いことなのか？
僕はそうは思わない。
自己肯定感が低いことに問題はあるのか。
悩みがあるのは自分だけなのか。

電車で会社に出勤する途中に何度も「自己肯定感に関する広告」を見ているうちに、今ある悩みが自己肯定感が低いせいなのかと考え始める…
これは不安に気づかされたのか、それとも不安を作らされたのか。
後者であると思う。

別に自己肯定感が低くても生きていける。
なのに横から頼んでもないアドバイス「自己肯定感を高めよう！」が割り込んでくる。
次第に自己肯定感が低い自分が「ダメ」なやつと思い込んでしまう。

結局何が言いたいかというと、ありもしない「自己肯定感が低い＝悪」という概念を植え付け、人間が根源的に持つ「不安」を倍増させ、金を稼ごうとしているやつらは

黙っとけ！