社会不適合者、メンタル弱者でも時間を掛けて、奴隷労働から抜け出す手段

 社会不適合者、メンタル弱者向けにだが、今まで色々動画を観たり、ネットで調べたりとしたことなどから、時間を掛けて奴隷労働から抜け出す手段を纏めて残しておく。

 で、この時間を掛けてと言うのが、どういった人間を対象にしているかと言うと、

・独身
・結婚しない
・浪費しない
・非正規雇用
・車を持たない
・子供を持たない
・家計管理ができる
・10年以上の運用を想定
・金の掛からない趣味を持つ
・飲む、打つ、買うをしない
・出来れば社会に出る前からの対策を推奨
・ストレス耐性の低い人間は非正規雇用を推奨
・必須じゃないが可能なら家賃を抑える為に実家に住まわせてもらう
・基本金の掛かることをしない(自己投資、自営の為の機材投資などの必要経費は別)
・誰かが助けてくれると思わない。誰かに期待しない。誰かが何とかしてくると思わない人間。

 これも無理を言っているが、可能なら社会に出る前から自分が競争と資本主義社会に適応できそうもないと感じたら、対策を始める事を推奨する。俺は気付くのが遅かったので、苦労している。それに年齢を重ねる事に決断が遅れると、行動に対するリスクが格段に跳ね上がる。

 で、何をするのかと言うと、きっとどこかで聞いた話だろうが、以下になる。前提としてすぐに奴隷労働から解放される魔法なんてどこにもない。俺も探したがどこにもなかった。あるとしたらそれは富裕層にだけ適用されるかな。

1:非正規雇用でストレスを抑え、毎月の家計を少しでも黒字にする

2:生活防衛資金を貯める(個々人で異なるので何とも言えないが、余裕を持ちたいので理想は、年間の生活費×2年~3年分がいいかな)

3:生活防衛資金を貯めたら、好みにもよるが配当金が貰える株やETFを買うか、ありきたりだが投信の積み立てを継続して行う。

 収入が低い事を前提、そして不安定雇用を前提にしているので、やるとしたら配当金形成か投信積み立て、どちらか片方に比重を寄せるしかないだろう。

 個人的には配当金形成の方を推奨したい。何故なら徐々に生活が楽になっていく実感を得られるし、何より続けていればいつか奴隷労働の時間を減らせる様になる。

 投信の積み立ても資産を拡大する観点で見たら重要なんだけど、毎月の配当金振り込みの方が、社会不適合者やメンタル弱者にとっては安心するだろう。

  ただ配当金を貰える株やETFを買うのも、その商品の成長性も伴わないと投入した金額が目減りするリスクも有るし、株価が下がれば配当金が減配されるリスクがある。なので推奨するのは、株価が低くなった時に対象の株やETFを買うことだ。これが一番難しいんだけどな。株価が低い時に買えばその分、株価の上昇も伴うので利回りも高くなる。

 で、配当株や配当を貰えるETFは何を買えばいいかと言うと、これも推奨するのは外国株で、少し調べれば聞いたことがあるVYM、VIG、VTI、VOO、VTなどだろう。

 個人的なお勧めはVYMだけ買っておけば問題ないかな。他にはイギリス株のユニリーバ(ティッカーシンボルはUL)などだろう。利回りは3%前後とちと足りないと感じるかもしれないが、株価は伸ばすことはできていないが安定しているし、世界の180か国にも支店が存在し、日用品を主に扱っているので需要もあるから長期保有に向いている。しかも米国株と違い、現地での配当課税がほぼ無い。ちなみに米国株は配当収入による現地課税が10%ある。

 終わりに、丁度来年から非課税枠1800万までのNISA制度が始まるので、もしまだ証券口座を開いていない人は、どこでもいいから開設しておこう。お勧めはSBI証券、楽天、マネックスあたりが良いと思う。ネットで調べると色々あそこがいいここがいいと動画とか出てくるが、俺からしたらどこでもいい。何故なら継続して入金できないと意味が無いからだ。

4:副業が出来そうなら何かしら始めてみる
 この副業に関してだが、アフィリエイトを前提として考えるが、特別専門性が無いと単価の低い物しか売れないし、今はSNSのフォロワー数に応じて検索されやすくなるので、それこそ運の世界になる。そして稼げそうな分野は既に人の手が大きく入っている。なので小銭程度なら稼げると割り切った方がいいだろう。

 今はやっていないから分からないけど、グーグルの広告単価についての規約がどんどん変わっているようだ。典型的なブログで稼ぐと言う事も、聞くところによると、規約変更で広告単価が下がって行っている。大手サイトほどの金と労力を注ぎ込めるなら対応できるかもだが、個人には到底無理な話だよ。

 ブログが資産になると言っている人間が未だにいるが、まぁ生きづらい人間を搾取する為の方便だからな。あれだよ、「俺は出来たけど、お前はどうかな」という奴だ。
 
 他にも色々調べれば、よく聞いた話で動画編集だったり、フーデリやWEBライターだったり、せどりだったりと稼ぐ手段は多々出てくるが、どれも個人で稼ぐとなるととてもじゃないが甘い話ではないし、既に始めている人間と競合しないといけない。失敗したらそれこそ全て自己責任で、誰も責任なんてとってくれない。しかも搾取が酷い。

 が、文句を言っていても何も始まらないし誰も助けてくれないので、何かしら時間を作って興味があることから始めてみるのがいいと思います。これも若い内が一番失敗しやすいからね、若い内から始めましょう。

 あぁ、あとユーチューブとかでよくこんな事を言っている人間いるよな。

「副業を始めれば青天井で収益を伸ばせる可能性があるとか」

 こういう事言っている奴さ、本当に信用ならないので、あまり真に受けない方がいいよな。なんだよ青天井って。馬鹿がよ。1万円稼ぐのにどれだけ苦労すると思ってんだよな。無い無い。青天井なんてよほど単価の高い、価値の高い物を売り出せるなら話は別だけど。

 基本ある程度うまく行った人間しか発信していない。当たり前だが、その下にはうまく行かなかった人間の死体が山ほど積み重なっている。残酷だねぇ。

 でも誰も彼も、皆無責任に発信しているので、必要なとこだけ取り入れるのがいいよな。だけどよ、こういう奴らって、生きづらい人間に向けての情報発信をして、依存させ広告を回して金を稼ぐ形をとっているので、救われるのは情報発信者だけなのでしたとさ。特にセミリタイヤ系の動画発信者はな、誰とは言わんが。

 話は飛んだが色々書いたけど、何はともあれ一番いい対策の理想として、出来れば正規雇用で自分の労働力を上げ、浪費を抑え我慢し40になるまでに少なくとも1000万出来れば築きたいかなぁ。しかしそれが出来たら苦労しねぇってな馬鹿がよ。

 加えて一番の出費の要因は、奴隷労働によるストレス消費だということを理解した方がいい。特に年収が高くなればなるほど、ストレス負荷もどんどん上がり、消費が嵩んでいく傾向にある

 気になる人は上記の記事を、少し立ち止まって読んでみてほしい。

 奴隷労働によるストレスが嵩む
 ↓
 消費が増える
 ↓
 年収を上げる
 ↓
 求められる事が大きくなりストレス負荷が上がる
 ↓
 消費がさらに増える
 ↓
 こき使われているのに金が貯まらないループ

 情けない話だが、俺は30代前半の時に、正規雇用から非正規雇用に切り替えて、ようやく100万の貯金が出来た。それまでは俺が弱い所為もあるが、奴隷労働のストレスで、100万すらも貯金ができなかったよ。

 引っ越ししたり引きこもったりしてしまい、その金もゼロになりかけたが、何とか200万ほどは貯まるようになった。だがこういうことを20代の時から気付き、取り組めていたらなと。

 日本人には正規雇用で無いといけないと言う強い同調圧力、良く分からない搾取される為の奴隷の呪いが蔓延しているが、結局は雇用形態に関わらず、「奴隷労働の手残りをいくら残せるか」が問題なので、時間を掛けてでも金さえ残せる量が多ければ、最終的には奴隷労働から解放される確率が高まってくる。

 加えて投信の積み立てや配当金形成を若い内から行っておけば、その時の市況にもより浮き沈みはあるだろうが、退場さえしなければ奴隷労働より報われる確率は高まるんだよね。

 で、最後に一番無駄で無意味な事が、Xで誰かのツイートをリツイートして何かやった気になることだ。Xは依存性があるし、依存させられると脳疲労を起こし、何かやった気にさせられる。で、肝心の自分の人生は何も変わらずと。俺は今はその傾向は控えられるようになったけど、昔は無意味な事をしていたよ。

 特に弱者向けに発信している奴のツイートをいくら見たところで、動画をいくら見たところで、いくらそいつに依存したところで、誰も救ってはくれないし、むしろ搾取される率が高くなる。そんなもんよ。

 考えてもみてほしい。そいつらが、

 仕事を与えてくれたか? 
 食料を恵んでくれた事があったか?
 餓えた君に1円でも金を恵んでくれたか?
 君をほんの一度でも物理的に助けてくれたか?
 苦しい君の気持ちを聞いてくれることがあったのか?

 きっと雁首揃えてこう言いだすだろう。
 
 「甘えるな」と。

 俺もそうだが、皆、自分の事しか考えていない。

 今は弱者が弱者を搾取する地獄が、現実でもネット上でも発生しているので、ほんと終わってるよな。俺も折を見てXのアカウントを消さないと。あんなんいくらやったところで、売る物がないとほぼほぼ徒労に終わるからよ。

 結局は自分で何とかするしかない。金だ、金だよ。金が無いと、何の役にも立たない、高尚な綺麗事すらも吐けやしねぇなぁ、おい。やれやれ。金しか物を言わない世の中だから、死にたくもなるよね。俺も疲れたわ。もっと早くやっておけばな。仮に生活費があまり掛からない、東南アジア圏に移住出来たらいいんだが、大半の人間はそうもいかないのが現実だよね。

 これで終わるけど、何の役に立つか分からないが、いつか誰かの指針になれば幸いだよ。そもそもここまで読む奴はいないだろうけど。