そういえばドル円が160円行きそうだ。調べたらここ一か月で為替が7円ほど上昇している。個人的にはこのままスルスル200円、300円まで行き、日本がぶっ壊れてくれればいいと思っているが。

　しかしここまで庶民の生活が、たかが紙切れに大きく影響されている様を見てしまうと、貨幣経済ほど脆い物はなく、そして庶民単位の生活なんて、支配層や資本家にとってはどうでもいいらしいね。支配層や資本家にとって庶民なんてのは、きっと虫けら程度にしか見えていないのだと思う。

　何も知らない子供が、無慈悲にせっせせっせと巣に餌を運んでいる、何も悪い事をしていない蟻を殺したり、蟻の巣に水を流し込んで壊滅させたりするのは、蟻の命を取るに足らない物と思っているからだ。

　人の命と蟻一匹の命、どちらが重いかと問われたら、間違いなく人だが、それでも何も悪い事をしていない蟻一匹の命を尊重出来ない人間と言う動物は、実はこの金しか物を言わないクソ以下の世には掃いて捨てるほどいる。

　その証拠にこれだけ物価が上がっているのにも関わらず、日本はアメリカさんの植民地なので、支配層は何もしていない。むしろもっと円安誘導を行い、国の借金を薄めようとしている。ドル円が200円、300円にもなれば、それだけで円の価値が希釈化するので、国の借金の量が減る。借金が減れば返済額も減るので、財政が健全化する。だから頑なに円安を改善しようとしない。と、妄想しているが、実際どうなんだろうな。ただ単に、アメリカさんに経済、ドルの価値を高めさせる様に、首を掴まれているだけなのかもしれないけれど。

　こんな馬鹿な人間達に政治をやらせている日本人が悪いんでしょうね。自助論に記載がありましたが、これほど日本が壊れたのも、日本人の投票率が低いのも、政治がゴミなのも、日本人の政治に対するレベルが低いから、、、なのかもしれないですが、まぁ今更です。

　仮に政権が変わったとしても、何かが変わるのは少なくとも20年は掛かるので、庶民が政治家に期待しなくなって投票しなくなるのも当然だと思いますよ。巷には投票に行けと五月蠅い人間が多いが、投票に行ったところで、組織票が民意の大部分を占めているでしょうし、仮に一人が一票を入れたところで、すぐに世の中が変わる訳でもない。

　今の世の中は、全て一部の自分さえよければと言う、アメリカ思考に染まった強欲な日本人達が世論誘導した結果なのかもしれませんが、個人的にはこんな馬鹿な社会は、このまま格差が開き続けて、治安が悪化し、円がゴミと化し、世の中がぶっ壊れればさらに重畳、、、だと思っています。

　もう遅いかもしれませんが庶民レベルで出来る防衛としたら、金をなるべく掛けずに出来る事を増やしたり、労働の価値を別の資産で保管することくらいでしょうか。

　しかしつくづく強く感じるのが、こんな馬鹿な社会を維持する為に、自分達の事しか考えていない人間達の暮らしの犠牲になるのは、私は遠慮したいですねぇ。一体いつまで働かせるんだってところです。誰かの豊かな暮らしを支える為の犠牲になって、そして奴隷となる為に産まれたわけじゃあないですから。それにはある程度の金がいるのが人生の辛いところですが。目標はせめて1000万かなぁ、あーやだやだ、やだねぇ。何もかもが金で。