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本の棚 #197 『Webライティング実践講座ーニュースリリースから商品説明までー』

ことばで伝えることと

文字で伝えることに違いがあるのは

なんとなくはわかっていたけれど

なんとなくでは仕事にならない。

ことばで伝えられる人が

文字で伝えられる、

伝わる文字を操れるとは限らない。

むしろ話すことに自信があればあるほど

文字化することに対して

謙虚な心で取り組めないのではないか。

「口から産まれてきたのか」

と言われるような人は要注意だ。

感覚的に取り組むのではなく

論理的な思考を持って取り組むことで、

新たな世界でも力をつけていきたい。

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テーマと反対の言葉から書き始める

伝えたいことを率直に書くだけでは

読んですらもらえないことがある。

インパクトを与えるためには

「逆をつく」ことも必要だ。

そんな視点でネットニュースや

You Tubeのサムネタイトルを見てると

「ん?」と目を引くものは

常識とは逆のことを書いていたりする。

タイトルだけでなく

文章の書き始めにおいても逆から攻めると

思いのほかヒットすることがある。


無駄のない表現を心がける
①指示代名詞
②冗長表現
③接続詞

無駄しかないぼくの文章。

たしかによく①〜③を使っているのだ。

これ、それ、そんな、という指示代名詞は

「いや、それってどれだよ!」という

国語のテストを思い出させる。

という、ことができる、などの冗長表現は

文章をだらっとさせてしまい

かえってバカらしいというか…

作文用紙の文字数を稼ぎにいってるな的な

そんな無意味さを感じさせる。

無駄のない表現を目指すことで

読み手にも理解しやすく

WEBページ的にもレイアウトしやすい

そんなメリットがある。

書いたあとに読み直して添削してみよう。


買いたい気持ちが高まる商品説明のポイント
課題設定
課題の解決策
買わない理由の否定
購入後のメリット

課題設定は書く人の個性で変わるので

特に正解はない、というものの…

その課題があらぬ方向に進んでしまうと

どれだけ優れた文章を書いても

全く共感を得られないまま終わる。

ゆえにまずは課題設定、お客様の求める

本質的な部分をことばにする。

解決策を急ぐことは、結果的に相手思いとは

捉えられずに、押し売り感を出してしまう。

買わない理由もあいまいにするのではなく

明確にしてあげる。

メリットばかりを話すのではなく

デメリットになりえるところも

丁寧に説明して、凝りをほぐしてあげるのだ。

対面接客のようにごまかしがきかない分

ひたすらこし器を通して

サラサラになるまで何度も何度も…

そうやってできた文章は

見ている人の目を通して、心を通して

行動を変えていくのだろう。

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