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警察官①5人位に助けられた…話

今朝、早朝ですが、私は、あおむけで空を見ながら、海にプカプカ浮いていました。私は、海でゆっくり泳ぐことが大好きです。
太陽に向かって泳ぐのもいいし、月を見ながらも、日が沈んで行くのを見ながらも最高です。

プカプカ浮いて、空を眺めていたら、サイレンが聞こえてきました。
そして、止まりました。

私は、起き上がって、砂浜を見ました。

警察官が5人位走って来ます。
ひも付きの浮き輪を持ってます。

数人が制服を脱ごうとしてます。
「ん?まさか?」

私は周囲を見渡しました。
私しかいません。
「私だけだよね?」

波もなく、穏やかな海。
サーファーもいない。泳いでいる人も、SUPの人もいない。
私しかいない。

私は、仕方なく、砂浜を見ながら、顔を上げたまま、泳ぎました。
私、呼吸してますよ。余裕ですよ。両手も振れますよ。

警察官達は帰ってくれません。
こっちを見ています。服を脱ぐのは止めてました。

私は、全然疲れてもいなくて、まだ泳いでいたかったけど、しょうがなく、ゆっくりと岸へ泳いで行きました。

途中、何度も周りを見渡したけど、私しかいません。
「私ですよね?」って自分を指さしたら
「頑張ってください!!こっちに来てください!!」って両手を振りながら、大声で応援されました。

私は頑張らずにゆっくり、余裕で岸に戻りました…

「スミマセン、私ですよね?」って言ったら、
「通報があって『1人の人が海に入って行ったって、自殺かもって』」

私は職務質問を受けて「いつも泳いでいるんですか?」とか聞かれて、
「写真を撮らせてください」と言われて「痩せてからにしてください」って断りたかったけど、後ろ姿を撮られてみました。

車を運転していて、進入禁止の道を入ったトコで警察官に待機されるのはイヤですが、私を助けに来てくださって、有難うございました。サイレンまで鳴らして。

もう、通報されないといいな。

「ボードでも持ってなよ」と、同僚にアドバイスをいただきました。
「ですよね!」




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