わかります。
旅行って本当に難しいですよね。

食、景色、アクティビティ、道中の会話など
世間一般で「旅行はコレが楽しいよね！」とされている常識を全て取り払いましょう。
自分にとって本当に楽しめる要素についてゼロから考え、見つけだすことが効果的です。
「旅行はどこに行くかではなく、誰と行くか」
これは誰にでも当てはまるわけではありません。

◾️「旅行はどこに行くかではなく誰と行くか」という幻想

私は旅行が全然楽しくないのが長年の悩みだったのですが、
ある時、「旅行は誰と行くかではなく、どこに行くか」の方が重要だと気付いたことがきっかけで、自分なりの楽しみ方を模索することができるようになり、今では旅行が大好きになりました。

常識に囚われないことの大切さを初めて体感したのもこの時です。

きっかけとなるのは、学生時代に10名以上の大人数で行った北海道旅行です。
その10名の中には仲良しもいれば、そうでもない人もいました。
半ば流されて参加していましたが、その旅が予想外に楽しかったんです。

というのも、私は海鮮が大好物なのですが、
その旅は毎食海鮮で、まさに夢のようなスケジュールだったんですね。
もともと魚が大好物なのもそうですし、
北海道というグルメの本場のような場所で
お寿司や海鮮丼を食べること自体、ミーハー心をくすぐられるものがありました。

特に仲良くない人たちとの時間が含まれていたにも関わらず2泊3日とても幸せで、本当に来て良かったと心から満足して帰路につきました。

◇◇◇

◾️アンサー：旅行にも練習が必要。真面目に取り組めば結果はついてくる。

それからというもの、
旅行や遠出に行ったら、理屈抜きに楽しかった思い出は何だったかを振り返って
少しずつ自分のツボを押さえた旅行の要素は何かを自己分析していきました。

• 何を食べたいか

• ホテルで譲れない要素は何か

• どのくらい他人と一緒にいると1人になる時間が必要になるか

• 長距離移動は何時間程度まで耐えられるか

• 苦手な交通手段は何か

• 予定はどこまで細かく立てたいか

このあたりについて、何度かの旅行や遠出を通して最適解を導き出して行ったわけです。

これは、いわば旅行を楽しむ練習のようなものであり、
何事も練習すれば上手くなると思います。

◾️わざわざ高い金出して旅行の練習は無理？

とは言っても、
わざわざ練習のために高い金出して旅行に行くのはちょっと…

と思った方もいるでしょう。
旅行の方が、長距離移動や宿泊まで体験できるのでよりリアルですが
旅行以外でも、他人と長時間一緒にいる機会において自分がリラックスできた瞬間、楽しかったこと、逆に譲れないと思ったことをコツコツ情報収集していくことで
自分にとっての良い旅のデータはわりと取れるものです。

マジな話、
時間がある時に、後から振り返って「楽しかった」と言えるような思い出を友達と作っておくのは結構大事だと思います。

練習なんかかったるいと思うかもしれませんが、それ以上のリターンがあるかと思いますので、
もしこの話が心に響いた方は実践してみて下さい！
練習あるのみです。

やつはし

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