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【妊夫日記1003】仕事で自己実現、とゆう病

夕食の頂きますの挨拶をみんなでした直後に長男けっけが「(ゼルダの)ハイリア人がさぁ、」と話を始めたところを「いや、現実の話をしなさい!」とカミさんが本気の怒気を込めて叱ったのが、昨夜のハイライト。その様子をキッチンから見てた僕は爆笑しましたけどね。好きな事を話すのは楽しいし、楽しそうな君の姿を見るのも良いんだけど、作られたゲームの世界の話よりも、君にしか出来ない、君の体験した話を聞かせて欲しいよって。
こういう話や叱り方をしても、変にへそを曲げたりしないところがけっけの凄いところで、それでいて鈍感と言うわけでもなく、とても繊細。来月海外出張で1週間ほど留守にするかもって話すと、それを想像しただけで寂しくなって、食卓の下に頭だけ突っ込みしくしく泣いてしまう。
その後渡航先の国の事を調べて、彼なりに未知を埋めていっておりました。

育児時短勤務になって一年以上。今となっては慣れたものですが、正直仕事量が変わらないのに1日6時間でそれを終わらせて、残業もせず、しかも業績残して成長しろとは、営利企業とゆうのは、なんて事を要求してくるのだ思いますよね。しかも給与は0.8掛けです。もちろん、制度としては有難いですし、納得の上で申請してるわけです。が、育児も含めた実労働時間が伸びる一方で、サラリーマンとしては一般的な成果報酬が減るとゆうのは、なかなかボディーブローのように効いてきて、僕の精神をすり減らした時期がありました。そこをどうフォローするか?が、父親の育児参加(育児参加ってひどい言葉だな)を促し、仕事での自己実現とゆう病から解放する重要な一手になると思うんですけどね。
そもそも個々人が規格外の子どもとの生活と、時間で縛られる雇用制度ってホントに相性最悪です。現代の社会って、生きることに逆行してるなと、こういった部分で強く実感するのです。

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