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ソフトボール新入部員4か月目で肘投球痛でアイシングしているのに・・2/12歳 女子中学生

気になるところ(3回目)


2回目・・8月1日

初回7月23日から未だ肘が痛い、特に休まない為に部活の投球痛あり→アイシング継続と胸椎伸展エクササイズ

3回目・・8月24日、経過確認を行うと7月23日に来院後2日目から投球痛が消えたとご報告を頂く、以降肘投球痛は発症していない→練習後のクールダウン的アイシングは継続指導※時間は短縮する。

肝心な胸椎伸展運動は再指導→あまり自宅で行っていない事が伺える、その理由として両上腕挙上の外耳孔中心と上腕中心の位置が合わない。

更に座位の際に前方頭位を認め、胸椎伸展制限もからの上部胸椎アライメント異常が頸椎のマルアライメント化とし頸椎の問題として残存する。

結局胸椎の伸展制限が今回のドライバー(一次原因)と考えました。



コンディショニング

1)胸椎伸展エクササイズ再指導

2)前方頭位の修正からの前鋸筋・広背筋ほかリリース



備考

投球動作と言えテイクバックの際に右胸椎が伸展する事でより振りかぶれる、それが出来ない故に肩甲上腕関節他で代償した際に肘下がりが起きていた。

実は日常動作でも胸椎が硬いと寝返りも不得意である、何故なら伸展動作が出来ない理由にあり、スポーツに於いて高いパフォーマンスを出す前にヒトとしての最低限な機能を確保する事が先ずは大切です。

やわらぎの「スポーツ整体」の定義はここにあると考えています。

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