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雑記 33 Sturgeon Moon スタージェンムーン 8月の満月

2020年8月4日午前1時、月齢がほぼ15.0になる頃に撮影。スタージェンムーンと呼ばれる8月の満月。

最近、毎月、満月近くになるとカーテンを閉めないで眠る。月が出ていれば、光が窓から差し込み、枕元を照らす。
初めは、意図せず、月の光が差し込んでいるのを眠りながら感じて、何て気持ちが良いのだろうと思った。そして習慣になった。
日光浴ならぬ、月光浴、と言うのだそうだ。
パワーが強いので長い時間月光に当たってはいけないと、ネットにはある。スピリチュアルな観点から、色々理由はあるのだろうが、詳しくは知らないし、効能のほどは分からない。才能が開花でもするのだろうか。願望が実現化するのだろうか。
今年になって、満月から次の満月までの間は、ゆっくりゆっくり時が進み、とても長く感じられるが、月日の経つのはあっという間という感触を持つ。不思議な感覚だ。もう1年の半分以上が過ぎてしまった。

今年は、満月が大きく見えることが何回かあった。
英語の文化圏では、それぞれの満月にそれぞれの呼び名がある。
Wolf moon、Snow moon、Strawberry moon、Sturgeon moon、Beaver moon、Cold moonなどと言う。彼らは自然とともに歩んで、日本人とは別の遊び心に満ちた言葉をもって、月を呼ぶ。

ただ、Sturgeon、チョウザメだけは、私には馴染みが薄い。
8月は、チョウザメの収穫期であるのだそうだが、月をそのように呼んだ人々は、高価な値段で取引されるキャビアが手に入る8月をボーナスの月として心待ちしていたのかもしれない。

例えば、

太陽を夏ミカンの大きさとすると、そこから10メートル離れたところに、直径1ミリの大きさの砂つぶがあって、365日で、夏ミカン太陽の周りを回っている。これを、地球とする。

砂つぶの側、3センチ離れたところに、0.25ミリの塩粒があって、28日で回っている。これが月。

50メートル離れたところにある木星は、サクランボの大きさ。

1ミリの地球に住む私達が、0.25ミリの月を見て、感動する。

太陽系の外で、一番近い隣の天体は、3000キロメートル先にあって、夏ミカンの大きさ、と言う。

宇宙って、広すぎる!


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