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カントの哲学から学ぶこと

こんばんは!チーママやよいです!みなさんは朝起きる時、目覚ましかけてますか?わたしは日曜日は唯一、目覚まし時計をかけずに寝られるので嬉しいです!

東京の書道教室 書道のはな*みち 主宰 スパルタ書道家 高宮華子先生の双子の姉、はな子ママのラジオ番組「はな子ママのお部屋」を聞いて、学んだこと、気づいたこと、感じたことなどを愛弟子兼チーママやよいの独自の視点も加えて書き連ねていきます。はな子ママのお部屋のnote支店としてもご活用ください。

はな子ママ、華子先生のことをもっとお知りになりたい方はこちらにアクセスしてみてくださいね。

前回は、主にデカルトのお話をいたしましたが、今回はカントの続きとなります!

神様は見えない。

これは、いわゆる偶像崇拝です。

見えないものを信じることに影響しています。

神様は、わたしたちの心の中にいる。

例えば、できないことをやり遂げようとするとき、

いくら練習しても勉強しても結果に保証はありません。

そんな時、

神様に約束を誓って、見えないものを信じる力を全うしているからこそできることがあります。

逆上がりを必死で練習している時、難しい試験に挑戦している時など、

神様にお願いしたことはありませんか?

これは神様に対する哲学になりますが、

自分の中でまだ、未開拓、未発見の力を信じるために神様を自分の中におく、という考え方です。


心の中にきく、自己との対話である

私たちは物をどうやって認識できるのか、

カントは常に問いかけました。

これが、カントの問題意識です。

認識の有り方は、人によって違うのではなく、共通の枠組みがある。

人によって解釈は違うかもしれないけど、枠組みとしては同じものがある。

と、共通項を理性的に問い続けたのです。

これがカントの哲学です。

はな子ママの双子の姉、書道家華子先生はこのカントの哲学との出会いが非常に重要なものとなります。

書道に対する大きな気付きを与えてくれました。

手は外部に現れた脳だ

と。

手は、自分の感情や脳の動きと密接に動くものです。

手は、一番感情豊かな人間の体の中のパーツです。

楽しいことがあったり、応援したい時、人は手をたたきます。

お腹が痛いとき、お腹をさすります。

怒りを感じた時、物を投げてしまうこともあります。

愛しいと感じたとき、頭をなでなですることもあります。

このように、手は、人間の喜怒哀楽に非常に密接しています。

これに加えて、手は脳にあることをすぐに出力、つまり目に見えるように表現することができます。

脳にあることしか字に書けません。

英語やアラビア語も知らなけらば書けません。

わたしは、なぜ自分は草書が書けないのだろうか、と思っていたことが実はありました。

単に知らなかったのです。勉強不足であることに気付き、今、学ぶことを始めました。

人は字が書けないとき、ひたすら練習してしまったりします。

けれど、一番大切なことは、良い作品を見ることです。

と、華子先生の師匠は言いました。

目から脳の中に良い字のイメージをためていかなければ、手で出力することができないのです。

頭を使わずに手ばかり使っていても意味がないということです。

単なる練習不足、努力不足ではありません。気付いていないだけです。

脳のイメージが変わっていないと、いつまでたっても同じところがうまく書けません。

頭を使うのです。

これが、華子先生の大事な教えの一つです。

わたしも、今まで気付けなかったのですが、はな子ママのラジオを聞くことにより気付くことができたのです。

私が華子先生と出会えて良かったと思うのと同じように、先生は気付きを与えてくれたこのカントに出会えて良かったと心の底から感謝しています。

このように哲学は時として、

自分の仕事や志や、やりたいことの実現にすごく役に立つものです。


カントの哲学の誕生により、

人間はこのタイミングで神様から一歩距離を置きます。

神様だけが正しいと思い込むことは危ないことでもあります。

神様のことだけではなく、自分自身について考え始めました。

哲学は人間社会を前進させていく力があります。

自由に生きやすく

ニュージーランドでそれまであった男尊女卑の考えが変わり、1983年、女性の参政権が認められたことも世界で初めてのことでした。このように女性が投票権を得ることになった例もあります。

男女平等が言われるようになったのも実は哲学の発展が影響しているのですね。

多くの人々が自由に幸せに生きられる社会に少しずつ向かっていくのは哲学のおかげと言っても過言ではないのかもしれません。

哲学は答えがないものです。

答えが出ないことにある種気持ち悪さを感じる人もいるかもしれません。

でも、人は一人で生きているわけではないので、社会をより理想的な形で自由、個人の尊重に少しずつ向かっていくのに哲学が大事なのかもしれませんね。


最後に恒例の、

今日の草書コーナーです!
何でしょう??

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正解はこちら!
まずは行書。

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もうおわかりでしょうか。

でした!

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楷書でも!

今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました!

おやすみなさい。

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