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鹿のように。(2021年2月5日(金))


「やったほうがいいことをなぜかやらない現象」をできるだけ避けるにはどうしたらいいだろうということを考え続けています。12歳の私は「やり方がわからないんじゃない?」と言うのですけれど、実のところ、むしろそうじゃないケースのほうが多いなということを思っていて、しかもそれは精神論(ちゃんと頑張る気持ちがないからダメなんだ)ということでもないなと考えているのです。

目的(そもそも何を何のためにするのか)さえちゃんとぶれずにおさえられればいいのかなと考えていたのですが、どうもそれだけでもなさそうで、例えば「面倒くさい」という気持ちが「やったほうがいい」ことを後回しにして、なぜかしらそれをそのまま流れ去らせてしまったりすることが起こるわけです。

時事刻々と誘惑にさらされる自分を、その都度律し続けることとは、強い精神力を持つというよりは、気づいたその都度、ためらうことなく「やったほうがいいこと」にぴょんと飛び移るという(ここでブッダが「鹿のように跳ねて誘惑の悪魔を避けていこう」というようなことを言っていたという話を思い出しました)、そのことに尽きるのだなと思いました。

#エッセイ #日記 #memento