ダイエットにしても、会社経営にしても、目的の達成にいろんな影響要因が関わってくる「複雑きわまりない」現実を対象にしている訳で、

そんな中「◯◯だけで大丈夫」という答えなんて存在しないんだ、マネジメントのあるべき姿はその時の状況やそもそもの目的によってその都度違ってくるものなんだということがわかっていると、

数字であったり他人のシンプルなメッセージなどの「目の前のわかりやすさ」に惑わされて失敗するなんてことがなくていいのだなぁと思っています。

こういう「冷静に考えればそのとおり」ということが、Essential Management School での学びを通じて、しっかりと腹落ちさせつつ理解できるのは、ありがたいことです。

例えば、2年前の私は、今より15kgくらいふくよかで、かつ仕事上の「カオス」にどう対応したものかと困惑していた（精神的に辛かった）状況にあったからこそ、

「筋トレ習慣を新たに加え、体を動かす気分転換の時間をつくることで、メンタルを安定させよう」「併せて糖質制限もしてみよう」と考えるに至り、結果、それが成功した訳ですが、

これが成功した今は、心身の健康をキープし、筋肉をしなやかにつけていくために、専門家のアドバイスを入れながら、

「筋トレの継続＋食事のPFCバランスの修正（一定のカロリーの範囲内で、食物繊維の多いC（糖質）を入れ、P（たんぱく質）過多にならないようにしつつ、F（脂質）を控え目にする）」生活に切り替えています

（今の食事は、2年前の私の状態改善にはあまり繋がらなかったと思いますが、今の私の目的にはしっかりとかなっています）。

成功した人がやったことをそのままやってみる。そのこと自体を否定するものでは全くないのですが、

「その人と同じことをしても、その人にはならないよ」「その事例を参考にしつつ、状況と目的に照らして有効な部分だけアレンジして使うといいよ」「方法に囚われるのは本末転倒だよ」ということは自分に言い聞かせたいと思います。

今の自分に必要なことは何か、その本質を観取するコツは、目の前のわかりやすさに飛びつかないことにあるのだと思います。

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