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案外、精神論の出番は少ないのかもしれない。(2021年4月23日(金))


昨日は朝方までものすごく強い疲労感があったのですが、「脳が疲れたぞと思ったタイミングで処方された漢方を飲む」ことにした結果、かなり疲労感が軽減されて、仕事終わりに筋トレもできたし、今朝は大した疲れもなく一日を始められています。

そんな具合に、「昨日より調子がいいな」と思いながらいつもの時間に外に出たのですが、天気も清々しく「いい季節だな、ありがたいなぁ」と思って温泉まで歩き、温泉で温まった身体で喫茶店まで、鳥のさえずりを聞きながら歩き、緑が芽吹き始めているのを見つけたりして、とても心地がいいのです。

ああ、そうそう。いつもの喫茶店でいつも近くに座る方が、ドンと激しい音を立ててカバンを置き、バンッと音を立てて新聞を投げつけて、独り言を多めにつぶやかれるそのことに、特に最近までの約1年は耐えられなかったりもしたのですが、漢方を服用するようになってから「ああ、音を立てているね、そうしたいんだね、何かあなたなりの理由があるのだね」と思って自分と切り離せるようになっているというのも本当にうれしいことです。

今までの私は他人の気配だったり他人の立てる物音だったり、あとは他人の言い振りの一つひとつに、割といちいち腹を立て、「なんでそんなことをするのだろう」と思うことが多かったように思いますし、それをやめられない自分をものすごく嫌っていたのですが、最近わかったのは、そういうことを捉えやすい体質とそうでない体質の人がいるのだということと、その体質に支障が出る時には漢方が効くこともあるのだということで、自分を責めたり嫌ったりする必要って実はすごく少ないのかもしれないということを思っています。

#エッセイ #日記 #memento