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休職ってどうやるのぱーと2

以前の続きのようなものです。

ぶったおれたってお話と休職に至るまでのお話を以前、書かせて頂いたんですが、その続きです。
以前のnoteはこちら↓

※あくまでれもれもの場合です。ご自身の状態や会社、病院の治療方針によっては全く異なることもございますので、一例だということをご理解ください。
※現在治療をおこなって頂いている病院の方針で治療内容や患者に関するプライバシーに関わることが書けないので、病院についてあまり詳しいことが書けません。みなさん一番気になるであろうところとは思いますがご了承くださいませ。
※表現によってはもしかしたら過去の自分と重なって…などさまざまなことでつらい思いをする場合がございます。その場合読まずに閉じて頂いて、どうか自分を労わることを優先してくださいませ。


産業医さん・カウンセラーさんと面談

そして、いざ当日がやってきまして。さすが私で、指定された場所がどこかわからず迷子になりながら行ったんですけれども。(方向音痴です)

いざその場所に行くと、会社の人事の方2人も来ており、「え、いるんだ!」とびっくりした覚えがあります。何も聞いてなかったもんで。
まあ、後で父親に聞いたら、俺も付き添いで行ったよって言われたからそういうものらしいです。びっくりしないでね。

最初にカウンセラーさんと私で面談。カウンセリングなので色々聞かれる感じ。
次に産業医の先生と私で面談。カウンセリングを踏まえて一歩踏み込んだ質問とかされたり。
次は産業医の先生と会社の方々で面談。何話されてたんですかね、知らんけど(茜ちゃんボイスで)
最後に産業医の先生と私と会社の方々の三者面談でした。事前にここで会社に話したくないことがあれば話さなくてもいいよと産業医の先生から言われました。

それを踏まえて最後に改めてカウンセラーさんとお話しした中で「一度病院行って詳しく検査してみようか。」といって頂いたのですが、人間不思議なもんで私はそこまでじゃないと思ってたんですよこの後に及んで。その旨を伝えたら「朝起きて泣いてる時点で普通じゃないからね。」と言われハッとしました。よく考えたら今まで朝起きて泣いてなかった人間が泣いてるって何かしらの異変なんだよなって。そこで決心ついて病院に予約することにしました。

病院が5日後くらいだったんで、その数日間有給使って休んでもいいし仕事出てもいいよって人事の方に言われて私は結局仕事に出ることにしたんですが、今考えれば休めばよかったなあととても後悔しております。結局休んじゃったしね。こんなに心身ともに持たないかと悲しくなったのは覚えています。頑張れると思ったけど限界なんだなって。
人事の方が「休んでも仕事は回るから、休むことに罪悪感持たなくていいからね」っていって頂いてたのでありったけの有給使って休んじゃえばよかったなって。でもその頃は迷惑かけちゃいけないの方が勝ってたんですよね。恐ろしいもんで。

病院の先生といざ問診

初めての日、精神内科・精神科ってどんなとこなんやとドキドキしながらいったら、普通の病院で拍子抜けしたのを覚えてます。いやまあ病院ですもんねそうですよね。
ただ待合室はテレビはあれど大自然の映像とか流れててBGMもヒーリングミュージックみたいなのが流れてたので刺激が少ない空間なんやなとは思いました。てか最近ワクチン接種以来久しく病院というものに行ってないんですけどテレビって流れてるところありましたよね。現代っ子なんでスマホしか見てないんでわかんないんですけど。

先生との問診の前には、カウンセラーさんと面談やいわゆるストレスチェック的な紙の診断のいくつかや簡単な健康診断を踏まえて、いざ問診って感じでした。

問診時、色々お話ししたのですが「仕事行ける?」って言われて初めて首を縦に振れない自分に気がついて、私なりの限界がきてたんだなってやっと気がつけました。病院きてやっとなのかって思うけど、それまでは頑張らなきゃで意地張ってたんでしょうね。病院きて観念したというか。遅すぎるよ。先生もその状態を見て、とりあえず2週間休んでみよっかという提案をして頂いて、そこから休むことになりました。

さあ2週間休むってなると。

とりあえず会社と親にだけ電話しました。とりあえず現状と先生からの提案をお伝えしたのみです。こと会社においては電話するのすら怖くて落ち着けるスペースを見つけてから泣かないようにと思いながら電話したのを覚えています。休んだ後の対応とか本当は聞かなければならなかったのでしょうが、そんなこと聞ける勇気もなくすぐ電話を切りました。
上司には「ご迷惑かけて申し訳ございません」とだけいった記憶はあります。対応とかは緊張しすぎて覚えてないです。

あと休むとなると、なぜ休むのか・どのくらいの期間休むのかという診断書を病院の先生からもらわなければなリませんでした。うちの場合は。もらう場合は申請忘れないようにしましょうね。

休んでる間は自分なりに色々考えて、勉強とかしようかなって思ってたんですけど、結局今までできなかったことに費やしてました。
ゆっくり寝て、ずっとダイヤモンドのリメイクしてたり、こうやってnote書いてみたり、Twitterのイラストアカウントとかみてにやにやしたり。とても心が充実した反面、こんなことすら楽しめる余裕なかったんだ私とも思いましたね。

この期間は本当に何もせず自分がしたいことを思うがままにしてました。一人の誰にも縛られずなんでもできる空間でただただ自由に過ごしてました。休息の正しい方法なのかわからないですけど、とりあえず心のエネルギーが底を尽きてもなお空回りしているってことは無くなりました。休むってすごい。

あと1日だけ、心身の検査で丸一日病院に行きましたね。検査ってこんな感じなんだと子どものようにわくわくしてました。病院の機械って珍しくて面白いですよね。行ったことない科だと尚更わくわくします。(小並感)


2週間すぎて。

診察時に、「仕事行けるかい」って言われて「頑張ればいけそうですけど、またすぐこうやって休むことになりそうで怖いです」って話したら、先生も同意して頂いて「もう少し休もうか。そしてこうなった原因を探ってみようか。」ということで会社を休んでデイケアというものに通い自分を見つめていくことになりました。

正直、会社休んでいいのかこれ以上と思ったのですが、人事の方から「完全に治してからのほうが安心できると思うよ」って言葉に背中押されて休む決意をしました。上司にも報告と会社に提出しなければならない書類かあったので職場に行ったのですが、「申し訳ございません」しか言えませんでした。あと職場行くのめちゃくちゃ怖かったです。お伺いしたいですって連絡するのに5分ぐらい勇気出すのかかりました。


今何してるの。

現在は平日はデイケアというものに通ってます。今のところは「決まった時間に特定の場所に来ることができるようになる」「そこで人とコミュニケーションをとる」「自分がこうなったきっかけを見つける」を軸に動いています。できるようになることが増えるにつれて新しい目標もできると思うのですが、それは追ってまた話せたら。

あと、個人的には「七割くらいの力で動けるようにする」も今のところの目標です。職場では新人なのもあって10割のフルパワーで日々働かないと追いつけないーってなっていたので、戻ってからも落ち着いて仕事ができるようにというのを込めてですね。あといきなり10割は出せないのでちょっとずつ体を戻そうかなという意味合いもあります。戻す場所で倒れちゃったら本末転倒だなとも思うので。

やることといえば自分を見つめるような作業や、単純に個人での作業、集団で行う活動など様々です。色んな人と話せるので「へー」って思うことも多くあります。
あと何かしらのきっかけがあってここに通われてるのでみんな、その安心感もあるのかとても話しやすい空間が作られてます。たぶん。私はそんな感じがします。

あといざ休むとなると会社に色んな書類出さなきゃいけないんだなって初めて知りました。研修で色々教わったはずなんですけどね。まさか自分に降りかかると思ってなかったもんでさ、あんまり脳内に残ってなかったのよね。うちの会社の場合は、
・休職届け
・診断書
・傷病手当の届け の3つだったはず。

あと、デイケアって基本毎日参加するもんなんで毎回お金かかるんですよ。なので物凄い負担になっちゃうってことで、役場に申請すると収入によって医療費の負担が基本の3割から1割になるっていう「自立支援医療制度」の申請もしましたね。先生から教えてもらえてそんなのあるんだーって初めて知りました。勉強になるなあ。

詳しい情報はこちら↓


今のところはこんな感じです。デイケアにもステップがあるので変化したら、何か綴っていけたらと思います。

何か、誰かの参考になれば、こんな長文も書いた甲斐があったなあと思います。

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