W杯予選開始 VSタイ・韓国

2026年の北中米共催ワールドカップに向けたアジア予選が開始。

、、中国代表にとり20年以上本大会遠ざかっており、過去数大会は「どうせ無理だけど頑張るだけ頑張ろう」って感じでしたが
32チーム→48チームへの拡大により、アジアの参加枠が8.5か国に拡大
これにより中国も多少可能性が出てきた。
(個人的には参加国の拡大には大大大大反対なのですが)

なお、過去の中国のW杯予選(敗北)の歴史はこちらで

・2次予選組合せ

韓国 タイ シンガポール

旅行や遠征なら最高の組合わせだけど、サッカー的には一番嫌なグループに入った。
第1シードの韓国は実力的にも勝ち点1貰えれば御の字として、
第3シードのタイとの2位争いが焦点。13年の1-5事件に加え、直近は19年にもホームで0-1で敗戦。その間アジアカップやアウェイの親善試合で勝ってはいるがもはや決して格下ではない。かつ23年夏のACLでは中国リーグ首位独走状態だった上海海港が、タイのBGバトゥムにホームで敗戦。同時期に昨年3位の浙江FCもブリーラムに1-4で大敗するなど、不穏。
第4シードのシンガポールすら、07年アジアカップ予選ではH1-0,A0-0と苦戦

まあしかし緒戦、アウェイのタイ戦がいきなり天王山
お互い韓国に全敗、シンガポールに全勝前提として、アウェーで勝てば、または引き分ければ大分楽になる。

・代表メンバー


負傷明けの張玉寧(北京国安)林良銘(大連人)が復帰、一方で艾克森(エウケソン・成都)が落選。帰化組は李可、蒋光太の英国出身2人 最年長は譚龍(1988)最年少は朱辰傑、蒋聖龍、呉少聡(皆2000)
→蒋光太が負傷離脱→徐浩峰(深圳)が追加招集
、、DFリーダーの離脱は痛いが、代役の徐浩峰は実質初招集(22年E-1に出ているが、同大会はU23代表主体)若く、CBと右に対応するが、今季中超ダントツ最下位の深圳で、パフォーマンスも別に、、謎な選出。(キャンプ地が深圳だったので、近くにいてすぐ来れるから・・?)

本来CFの軸である張玉寧だが、怪我と手術で今季大半を棒に振っておりコンディションが不安。

・タイ戦

11/16 タイ1-2中国 @バンコク  Yooyen'23 武磊'29 王上源'74

1顔駿凌-2朱辰傑-3蒋聖龍(85'17呉少聡)-4李磊(60'10劉洋)-5張琳芃-7武磊-8李可(60'6王上源)-11譚龍-15呉曦(C)-20韋世豪(77'13戴偉浚)-21劉彬彬(HT'10謝鵬飛)
Thailand
23Khammai-5Kaman-14Hemviboon(35'12Bihr)-3Bunmathan(C)-19Do(74'15Nitipong)-6Yooyen-21Anan(63'12Deeromram)-18Songkrasin(74'8Panya)-7Sarachat-11Phala(74'9Chaided)-17Mueanta

スタメン、実際は张琳芃がCBに入る3バック気味だったかと

会心の逆転勝利。あまりにも大きい
先制されるも、前半のうちに追いつき

MF王上源(河南)の代表初ゴールが決勝点

タイに押し込まれたが、そこまで怖さはなかったか
191CMのCBパンサ、チャナティップの負傷交代や降雨の運もあったが

MOMは2人、まずFW韋世豪(武漢三鎮) パスカットから独走し武磊の同点弾アシスト。他にも多くの好機を演出。
そしてDF蒋聖龍(上海申花)、00年生まれ193CMのCB。実質代表デビュー戦(U23代表で22年E-1選手権出場)ながら神懸かり的パフォーマンス。セットプレー時の脅威にもなるし、同年齢の2人と共に今後のDFラインを支える存在。
一方でFW武磊(上海海港)は同点弾こそ決めたがミスが目立ち、終盤はバテて走れなくなっていた。100Cap目前のDF張琳芃(上海海港)の右サイドはチャナティップやティーラトンらに蹂躙され、「穴」状態に。
若い世代が活躍した一方で、長く代表支えた2人の限界も感じた一戦だった
まあ今年はクラブで酷使されたのもあろうが

・韓国戦

11/21 中国0-3韓国 @深圳 ソンフンミン11,45チョンスンヒョン87
1顔駿凌-2朱辰杰-3蒋聖龍-5張琳芃-19劉洋-21刘彬彬-6王上源(78’ 22-高天意)-15吴曦(61’ 8-李可)-7武磊(71’ 14-陳蒲)-11譚龍(61’ 9-張玉寧)4韋世豪(46’ 13-戴偉浚)
韓国:1-キムスンギュ、2-イキジェ、4-キムミンジェ、15-チョンスンヒョン、23-キムテファン(71’ 22-ソルヨンウ)5-パクヨンウ(90’ 8-パクジンソプ)6-ファンインボム、18-イガンイン(83’ 17-チョンウヨン)7-ソンフンミン、11-ファンヒチャン(71’ 10-イジェソン)9-チョキュソン(71’ 16-ファンウィジョ)

完敗、実力差は歴然。
両国選手の市場評価額、1100万ユーロVS1.8億ユーロ
6000万ユーロのキムミンジェだけで、全中国選手の5倍以上。評価額が全てではないが、過去最も実力差が大きい一戦であろう。
譚龍の2度の決定機や、主審の判定やらいいたいことはあれど、実力差的にも順当な点差かと

張琳芃が代表100試合達成しキャプテンマークも、そろそろ年齢的にも厳しいか、、

まあ韓国に負けるのは想定内、続くシンガポールとの連戦をキッチリ勝ちましょう

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