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それでもきっと、だいじょうぶ。【メンバーシップ特典】

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記事一覧

脳科学から学ぶ、自己肯定感の高め方

皆さん、こんにちは。今回は自己肯定感について、脳科学の観点からアプローチしてみたいと思います。 自己肯定感とは、自分自身の価値をどのように認識しているか、そして自分をどう思っているかという感覚のことを指します。 この感覚が適度に高いと、自分の欠点を含めて「これが自分で、ありのままでいい」と思えるようになります。落ち込むことはありますが、「自分の存在自体に問題がある」と考えることはありません。 しかし、自己肯定感が低いと、自分を大切にすることが難しくなり、人の意見に流され

優しいボディ・スキャンで至福のリラクゼーション【セルフ・コンパッション】

毎日の忙しさに追われ、自分の体を酷使してしまうことはありませんか? 疲れた体を癒やすために、マッサージに通うのも一つの方法ですが、時間や費用の面で難しいこともあるでしょう。 そんな時にお勧めしたいのが、マインドフルネスの技法の一つ、「ボディ・スキャン」です。 このセルフケアの方法は、お金も特別な道具も必要とせず、自宅で簡単に行うことができます。

幸福感を高め、落ち込みを減らす『3つのいいこと探し』

日常生活において、幸福感を高め、ポジティブな毎日を送ることは、私たち全員の願いですね。 今回は、日々の生活に簡単に取り入れることができ、科学的にもその効果が証明されているワーク、『3つのいいこと探し』をご紹介したいと思います。

嫉妬深さ・独占欲に隠された強み

あなたは、嫉妬深い・独占欲が強い方ですか? それとも、そういった感情とは無縁でしょうか。 人間の感情は多種多様で、時に嫉妬や独占欲が人間関係に影を落とすことがあります。しかし、これらの感情がなければ、私たちは競争を通じて成長する機会を失い、自己実現を果たすことも難しくなるでしょう。 今日は意外な嫉妬深さ・独占欲に隠された強みについてご紹介します。

言い換えの力で自己批判から身を守る

前回の記事で、私たちが自分自身の心の声に囚われてしまうことの有害性について触れました。 今日は、その心の声から距離を置く手法の一つをお伝えいたします。

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心の声に囚われた時にあらわれる4つのサイン

私たちは、普段から様々な心の声を聞きながら日々を過ごしています。 明日は嫌な上司と会議があるなあ。あの人はきれいだな。そういえば洗剤を買わないといけないんだった。ああ、この間みたいにプレゼンで失敗したらどうしよう。 あれやこれや、基本的に止まることは無いはずです。 その中でも、特に困ってしまうのはネガティブな心の声ですよね。本マガジンでもそれらに対する対処方をいくつかお伝えしていますが、実はネガティブな心の声でも、それ自体が悪いわけではありません。

真の親友とは? 原始仏典に学ぶ深い絆の条件

前回の記事で、「友の顔をした敵」についてご紹介しましたが、では本当の友とは何なのか? と疑問に思った方もおられるかも知れません。 私たちの人生において、親友の存在は非常に重要です。しかし、本当の親友がどのような人物であるべきかについて、あらためて聞かれると曖昧なところがあろうかと思います。 そこで今回は、原始仏典の「シンガーラへの教え」から、「本当の親友」の条件についてご紹介したいと思います。

心を守るために: 原始仏典が教える、遠ざけるべき「友達の顔をした敵」

私たちは日々、様々な人々と関わりながら生活しています。その中で築かれる友情は、私たちの人生にとってなくてはならないものです。 しかし、時には「友達の顔をした敵」となりうる人々もいます。原始仏典には、そうした人々との付き合い方についての教えがあります。 今日は、その教えをもとに、遠ざけるべき四種の「友達の顔をした敵」について考えてみましょう。

心の物語に囚われない。

私たちの心は、日々様々な物語を唄います。中でも自分を評価する唄は、良くも悪くも動揺させるものです。 『仕事も恋も順調だし、毎日エクササイズを欠かさない健康的で優良な人間だ』 というポジティブな物語も、 『今日もミスをしてしまったし、イライラしてパートナーにひどいことを言ってしまった。こんな私は無能で価値のない人間だ』 というネガティブな物語も、頭に浮かぶとき、無意識に 『自分のことは自分が一番分かっているはずだ。だから、この物語はある程度、正しいはずだ』 と判断し

優しさのイメージを創造する【セルフ・コンパッション】

毎日平安に暮らせればそれが一番ですが、日々を過ごす中で、予期せぬ挑戦や困難に直面することが少なくありません。 そんな時、いつでも側にいて励ましてくれる親友のような存在がいれば、どれほど心強いでしょうか。 しかし、実際の生活において、理想の友人が常に私たちのそばにいてくれるわけではありません。 では、どのようにして心の中でそのような支えを見つけ、苦しい時に頼りにすることができるでしょうか。 今回は、優しさのイメージを心に作り、メンタルケアの一助とする方法についてご紹介し

防衛機制を意識し、依存を防ぐ。

自信がないことから逃げてしまったり、失敗を軽くとらえるために笑い飛ばすといった行動に心当たりはないでしょうか。 私たちの心は、自己肯定感を守るために、防衛機制と呼ばれる仕組みを備えています。 これらは、失敗や不安、ストレスといったネガティブな体験から私たちを保護するための心理的戦略です。 しかし、あまりにも頼り過ぎてしまうと、成長の機会を失い、現実から遠ざかることにもなりかねません。この記事では、防衛機制の種類と、それらを健康的に管理する方法について探ります。

優しさのマントラ【セルフ・コンパッション】

私たちの人生は、喜びや幸せの別側面として、苦痛や悩みに直面することを避けられません。 セルフ・コンパッションは、つまり自分への思いやりは、これらの瞬間、自分を慰め、支える方法を見つける一つの手法です。 このエッセイでは、優しさのマントラを用いてセルフ・コンパッションを高め、自己回復力を向上させる方法について探ります。

喜びを最大化し、人生の快楽を味わう

幸せとはなんでしょう? その答えの一つは、人生において感じる喜びの量、時間を増やすことかもしれません。しかし、残念なことに多くの快楽、つまり味覚、触覚、聴覚などの身体感覚によってもたらされる喜びは、多くが一瞬のものです。 この記事では、いかにそうした喜びを最大化し、人生の快楽を味わうかについて解説します。

多すぎる選択肢に自由を奪われないために

私たちは、無意識のうちに、多すぎる選択肢によって逆に不自由になっているのかもしれません。 現代社会では、かつてと比べて教育、遊び、恋愛、仕事など全てにおいて豊富な選択肢が用意されています。私たちは一見、その自由を謳歌しているように見えます。 多くの選択肢が与えられることは自由への扉のように思えますが、様々な研究、実験の結果から、選択肢が多すぎることは逆に私たちを不自由にしてしまうことが明らかになっています。 この文章では、選択肢の多さがもたらすデメリットについて考察し、