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あなたが挫折しても、歩いてきた道は消えない。

 今までやってきたことが水泡に帰してしまう、ということは人生において往々にある。

 かくいう私も、学校へは行けなかったし、大人になってからも、取ろうとしていた資格試験に落ちたとか、会社を辞めざるを得なかったとか、恋もうまく行かなかったとか、大事なプレゼン中にコケるみたいな笑える失敗は枚挙に暇が無い。

 でも今振り返って、それらが無駄だったかというと、そんなことはないと感じる。
 なぜなら、ことの成否以上に、心から何かを望み、そこを目指して歩いてきた道のりの方が大事だからだ。

 挫折した結果、やってきたことが、思いもよらず役に立つことは結構多い。

 実際、私はなんか引きこもってる間にPCをいじったりゲーム作ったりしてたら、ITエンジニアになれたし、すべてが面倒くさいから業務の自動化を頑張っていたら、いつの間にかプログラマになっていた。

 noteの活動に関しても、私は4月からnoteへの記事投稿を始めて、毎日投稿しているので、50日くらいは連続投稿していると思う。でも別にそれが途中で途切れたところで、今まで投稿してきた記事や、私の行ってきた創意工夫が消え去るわけじゃない。

 今の結果すべてに納得しているわけではないけれど、今までの自分の経験というものが、良きにつけ悪しきにつけ端々に息づいていることを感じる。

 だから結果というのは、道の節目にあるフラッグを取れたか取れなかったかとか、その程度のことだ。フラッグが取れようと取れまいと、あなたが歩いてきた道のりは変わらない。

 私達の人生は長い。一回の勝ち負けで全ての結果が出るわけではない。ぐねぐねと曲がりながら描いてきた轍の跡こそが、あなた自身の個性になる。

 だからこれを読んでいる方が、もし挫折し、すべてが無駄だったと考えているのなら、少し考えなおしてほしい。挫折もまた人生の一ページであり、未来への布石なのだと。

 それが万人に言える人生のコツだと思う。

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