福岡への旅と共に楽しむグルメ【福岡フェス後夜祭】
福岡に行くというのは私にとってルーティンワークのようなものだ。なんせ、十年ほど前から数十回は通っている。
そんな私の福岡への旅は、羽田空港から始まる。関東から福岡へ行くためには飛行機か新幹線かの二択になるが、新幹線だといつまでも続く静岡……どこまで行っても静岡……という壁があって4時間ほどかかる。別に静岡は悪くないのだが横に長いのである。
羽田空港にはおよそフライトの一時間前には到着するようスケジューリングする。たいてい少し早すぎる時間に到着するので、caffe LAT.25°さんで毎回クロックムッシュを食べる。
チーズを挟んでチーズをかけたトーストで、非常にこってりしているがチーズの美味しさを感じられる一品だ。
カフェラテも美味しい。ラテアートが可愛い。
その後飛行機に搭乗するわけだが、私なりのコツが2つある。
一つ目は、手荷物について。サコッシュなど首から提げられるバッグに入れておくと、フライト中でも前の座席下に入れず、持っておくことができる。上の荷物棚に入れた荷物は身長が低いと取り出せないが、実は座席の下に足をかけるバーがあって、そこに足をかけるとスムーズだ。よく観察すると、CAさんもよく使っている。
そんな調子でフライト後、福岡に到着。
いつも到着口付近の壁に馬油の広告がある。馬油は福岡発祥らしい。あまりにもずっとコレなので、もう馬油を見ると「福岡に来たなあ」と思う次第だ。
福岡らしく、博多人形も飾ってある。博多人形ってなんだか妖艶な感じがしていいなあといつも思う。
夕飯
用事を済ませて、夜。この日はホテルに泊まったのだが、もう外に食べに行くのが面倒になってしまってUberEatsでホテルまで持ってきてもらうことにした。
「資さんうどん」の肉ごぼう天うどん。思ってたより大きい。
以前うどんについて書いた通り、福岡はうどんの美味しい土地だ。
しかしこのうどんは、今まで食べたうどんの中で一番美味しいかも。
ごぼうがしゃっきしゃき。衣はサックサク。口の中でごぼうの風味が広がる。
それに加えて肉に染み込んだ、だしのうまみ。ネギ、揚げ玉、とろろ……味に飽きるということがない。つゆは甘く濃い目の味付けで、福岡特有のやわらかい麺にしっとり絡んでいる。
こんなに美味しいと思わなかった。また資さんうどん、食べたいな。
朝食
自分にしては珍しくホテルバイキングを頼んでみた。
よく週末お出かけレポを投稿されているゆめみひめこさんが、大量の朝食バイキングを召し上がっているのを見て自分もやってみようと思ったがこの辺りが限界である。
明太子は盛り付け放題だったが、本当にかけまくったら高コレステロールで死にそう。
間食（？）
後日、おみやげを買いにマイングを訪れた。マイングというのは博多にあるお土産街である。こちらには「うちのたまご」さんという、卵の専門店がある。
福岡県は地鶏の出荷量が全国一位。実は鶏県といっても過言ではないので、卵も一家言あるのだろう。
卵かけご飯セット。
卵を割ってみると、小さくてきれいな黄身が出てきた。絵に描いたみたい。
タレをかけて混ぜてみた。甘めの味付けで、さらっと食べられる。
お味噌汁も白出汁で甘め。関東のお味噌汁って、濃い味こそ正義って感じだから福岡のお味噌汁は少し新鮮に感じる。
そして同店のプリンも頼んでみた。
軽い口当たりと絶妙な甘さで冷たくて美味しい。
腹ごしらえも済んだところでお土産を買いこんで、悲しい帰路に着く。なんでわざわざ戻らないといけないんだろう……。
今回も福岡は素晴らしかったが、それに加えてグルメも含め個人的には非常に楽しめた。
私の胃は前回うつをやってから、あまり積極的に食べ物を消化してくれなくなった。今でも、薬を飲まないとあまり食べられない。
それもあって普段あまり食事に興味がないので、福岡に行っても食事はコンビニだったりした（そもそもグルメは大体食べ尽くしたと思ってた）私である。福岡フェスで色々と調べまくったおかげで、改めて食に対するモチベーションが高くなっていたのが幸いだった。
これもお付き合いいただいた皆さんのおかげである。改めてお礼を申し上げたい。
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