物語思考を読みました
この本は転職活動している去年の10月ごろに一回読みました
その時は転職活動に頭がいっぱいでうまく処理できなかったので
時間をおいてこの時期に読むことができてよかったので
改めて記録しておきたいと思いました
特に厳しくワークを求められることなく
ゆるいタッチで読者に呼びかけてくれる内容で
しかし、それがまた優しくもあり
全て自分次第っていうことを強調しているような気がします
40歳の今、将来をもう少し明瞭にしてあと10年をどんなふうに過ごすかゆっくり考えることができました
Step1 10年後なりたい状態を100個書く
1個目のワークですでに行き詰まる
10年後どんな状態になっていたいか100個書き出すというワークがあるんだけど
それがなかなか進まない
65個まではなんとかスラスラかけた
そこから色々捻り出して
82個までかけました
しかしそこで筆が止まる
でも本の中にも書いてあるんだけど
完璧を求めないで進んでほしいっていうこと
だから最後の20個はちょっと重なっているかもしれないなっていう内容も含めて書きました
100個書いてみて思ったことは
ある程度グループ分けできる内容になりました
生活環境や、健康上のこと、仕事について、人間関係について
趣味の話、考え方、所有しているもの、できるようになっていること
そんなふうに未来を考えることで
今やるべきことが少し見えてくるのっていうのはわかる気がします
定期的に見直して実現できればいいなと思うし
この100個をベースに次のステップに進んでいくことになります
ブレーキを外す、やりたくないことから考える
っていう項目があったんだけど
どうしてもブレーキは外せなかった感はあるかな
現実を見すぎているかもしれないという自覚もありました
年収や仕事の内容なんてあんまり面白くないような気もしますが
それはそれとして受け止めることにします
解像度を上げていくと実現に近づく
具体的な数字を出していくとやりやすい
本物は実際どういう感じかというのを体験してみる
欲求を数値化してみる
英語学習を継続していますが、もう3年が経ちました
始めた頃はただひたすら単語の勉強をしていました
その次の年にTOEICに挑戦して、今もタイミングを見て受験しています
そもそもこのテストは目標が初めから数値化されているから
何をするべきか分かりやすくていいですね
もちろん、英語学習はTOEICだけではなく英会話などもあるし
多岐に渡るとは思うんですが、その目標を達成するために何をどれくらいやるのかを考えて解像度を上げていくと実現に近づくと思います
そしてその実現したい欲求についても数値化すると、本当に取り組むべきことの優先順位がジワジワと実感できてそれだけでモチベーションが上がってきます
そして僕の場合は
人間関係、健康、ライフスタイル、仕事、好きなことやもの、お金
この3つについて欲求を数値化してみたら
健康を一番優先していて、好きなことやものについてはあまりこだわりがないようです
欲求の数値化ではなりたい状態の100個を元に考えたのでしっかり書いていてよかったなと思いました
未来を予測してもほとんど外れる
未来予測系の書籍は好きな方なんだけど
確かに外れることも多いですよね
未来を予測してそのことを考慮して行動するよりも
なりたい自分になるために
今
何をするべきか考えて行動することが大切なんだと思います
Step2 キャラを設定する
行動を制限するよりも、キャラクターの設定によって行動を決めることがよりシンプルになるようです
自分というキャラクターを演じるという感覚なんですね
でも本当の自分との差があったとしても
それはキャラクターの取る行動や考え方をしているうちにその差がなくなっていくのかもしれません
そして今の転職のタイミングでキャラクター変更がしやすなっていうのを実感としてあります
知らない人だらけの環境に飛び込むタイミングでキャラ変をするのはとても効率が良さそうです
他人はあなたの行動を見て性格を判断する
他人は何に期待しているのかということを意識する
こんなふうに考えると
自分のキャラを出しきれないような気もしますが
自分が求めていることと、他人が期待していることが一致する部分にその考えを当てはめるのがいいのかなと思います
消防職員だった人間はどんなことを期待されるのか
仕事はどんなスピード感を持ってできるのか
逆に細かい事務能力はさほど期待されていないかもしれない
なりたい状態に近い人・なりたい状態に近い人の性格を上げてみました
性格についてはスラスラと挙げることができたけど
現実にいる人では挙げることが難しいなって感じましたが職場の先輩を数人イメージできました
どんなキャラで行くかは次のステップである行動を伴うので並行してワークしていきます
Step3 キャラに行動させよう
キャラクターを設定できたら実際にどんな行動をさせるかで
そのキャラクターをより強固な物にしていくイメージです
最近知り合った友達と電話していると
「イケボで、癒されました」
って言われて
自分の声はちょっと高くてあんまり良いと思っていなかったのに
ちょっとイケボを出そうとしてみたわけでもないのにそう言われてみると
ゆっくり落ち着いて話すことを意識しただけで伝わり方が違うんだなと思いました
そうやって誰かにフィードバックをもらうこともとてもキャラ設定やその行動に影響するんだと実感しました
自分がなりたい人は、さまざまなシーンでどう行動する??
朝起きた時 →すぐに起きて朝のルーティンに取り掛かる
ご飯を食べる時 →ゆっくり少量を味わう
出勤の時 → 時間に余裕を持って、スピードを出さない
トレーニングしている時 → 集中して自分の体と対話する
仕事の時 → 一つ一つ淡々とこなし、優先順位を常に考える
休憩時間 → 必要に応じてコミュニケーションの時間にする
休日の過ごし方 → 波乗りに行ってリフレッシュ
そんな行動についてなりたいキャラはどんな行動をするかシュミレーションをしてみるというワークがありました
慣れてくると、日常の中で
このキャラならどういう行動をするかな
って考えることができるようになるそうです
Step4 キャラが最高に活きる環境を作ろう
前述しましたが
この4月で転職・引っ越しをして16年間過ごした地域と仕事を変えることにしました
規模の大きな会社に入り自分を成長させる環境に飛び込みます
その環境に合わせてキャラを設定していくこともできそうです
新しい仕事をする中でなりたい状態やキャラクターになれるように努力ができる環境を実現できると思います
もちろん、その環境がずっと同じとは限らないし、お手入れや見直しは必要だと思います
まさに仕事の環境はキャラを活かすかどうかに大きく影響します
サードドアの存在を知る
もし次の環境が自分のキャラを活かせる場所じゃなかったら
理想のコミュニティを探す必要があります
その探して、入る方法を紹介してくれていました
今の自分にとっては必要かどうか分かりませんが
いつでも変わるということを意識しておくのが大切です
なので参考図書を読んでみたいと思いました
応援してくれる人を増やす
SNSで応援してくれる人を増やして
継続することを意識する
じゃあどうやって増やせるのかというと
情報
意見
個人的な内容
この3つの上から順番に発信していくことが大切だそうです
いきなり個人的な内容に行きがちだそうで
確かになぁ
と思ってしまうこともあります
Step5 物語を転がそう
名場面を設定して
ピークを演出しよう
きっとその時がまた次の物語に繋がる出来事になるんだろうと思う
物語を転がすコツ
不安なことは全て書き出す
尊敬する人に相談するメールを作るふりをする
アイディアを温めない
判断と決断を区別する
リスク管理表を作る
特に下の3つは心がけたいと思っています
不安なことは書き出すっていうところは
日々日記を書いているので大体できているのかなとも思えます
アイディアを温めないでどんどん行動していくこと
量は質を凌駕するということを意識しよう
判断と決断の区別は僕も言葉で言えませんでした
判断は情報をもとに決めること
決断は判断がつかないことを決めること
簡単にいうとこんな感じです
それを意識することは大切ですね、スピード感が変わってきます
リスク管理表は
やりたいこと
↓
それに伴うリスクを列挙
↓
そのリスクへの対応策を考える
そうして見える化させることで管理ができるようになります
簡単なようできっと多くの人はできないしやらないことなんだと思います
こういう細かいことが物語を転がしやすくなるんだと思う
まとめ
iPadのgood notes5に夢目標っていうノートを作りました
それは視覚に訴える方法で夢を忘れないために先日作った物です
そこに追記していく形で今回のワークをしました
10年後なりたい状態を100個書いてみる
欲求をジャンルごとに数値化
なりたい状態の人の性格
行動リスト
リスク管理表
以上の5つをワークとしてやってみました
今日、サーフィンに行ってから買い出しに行ったんです
お腹すいたからスーパーの駐車場で菓子パンをすぐに食べました
その時ふと思ったんです
僕が目指しているキャラは車の中で菓子パンを頬張るだろうか
と
少しの時間を我慢できないキャラにしないように
自覚を持って行動する必要があるなと認識できました
もちろん、駐車場でパンを頬張ることを否定しているわけではありません
でも僕が目指しているキャラはきっとそんなことしないと思うんです
自分の人生をより面白い物語にするために
今できることをしっかりとやっていこうと思える本でした
また読み返すことで、感じるものが違うのかとも思えます
ここまで読んでいただきありがとうございました
夢・目標ノートを作った時の話はこちら↓
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