エンドゲーム見てきた

封切り初日に退勤キメて早速アベンジャーズ:エンドゲーム見てきました。

当然ながら以下はネタバレ全開の感想になります。

ネタバレ嫌な人は見るなよ?絶対見るなよ?!










というわけで以下感想です。

全体として予想通りのストレートパンチを予想以上のスピードで叩き込まれた、という感じで大満足な作品でした。

映画作品としてのアベンジャーズの完結編であり、2008年から始まるMCUの集大成であると同時にアイアンマン、キャプテンアメリカの二大ヒーローの最終作品でもありました。自分のようにMCU作品をほぼ見ている人間(と思ったけどキャプテン・マーベルとソーの一作目とハルクとアントマン&ワスプを見てなかった)にとっては今まで付き合ってきたことへのご褒美のような作品であり、ツイッターでも言われてるように「今までの作品全部見とけ」というのも頷ける話でした。これまで11年間積み上げてきたコンテクストをぶつけてくる超オタク向け作品であり、インフィニティストーンを求めてタイムトラベルする展開も視聴者に向けて今までの作品のおさらいも兼ねてるように感じられます。

大筋としてはめっちゃ単純な話で、ほとんど予想外のことは何も起こらないんだけど、それでも膨大な登場人物に見せ場を作りつつ混乱させないような展開には感心させられました。登場人物全員がヒーローだしね。無駄な葛藤で使ってる尺も無いし。本当にベタベタのベッタベタなんだけど、ラストの「アベンジャーズ、アッセンブル」はもう涙が込み上げて来てしまいました。

以降はただの感情の羅列です。

・サノスが農園で隠遁生活してるの本当に最悪オブ最悪で、ソーが首を吹っ飛ばしたのは「良くやった!」としか思えなかった。

・今作のネビュラが不器用で素直になれないけど純粋で、見てて好きになってしまった。今作のヒロインは彼女ですね。

・アイアンマンとキャプテンアメリカが主人公なのは当然として、ハルクがほぼ主人公だったのは今までの扱いを考えればよくここまで持ち直したな、と思ってしまった。

・実質ナターシャがニック・フュリーの後継になってて、あのまま長官やる展開でも面白いのにな、とちょっと残念。

・トニーが家族との生活と世界とを天秤に掛けるのでぐだぐだやるのかと思ったらすぐに駆けつけるのはそうだよな!ヒーローだからな!と思い直した。ラストでペッパーまでアイアンマンとして駆けつけるのは予想外で、あそこがいちばんの大興奮だった。

・ソー、終盤でパンプアップするのかと思ったけど最後まであの体型だったよね?俳優の調整失敗か?とハラハラしてしまった。

・突如としてネオサイタマでニンジャがヤクザとカラテし出した時は笑いそうになってしまった。いやシリアスなシーンなんだけどね?

・あそこにレッドスカルがいた理由、結局フォローされなかったよな…最後くらいキャップに会わせて欲しかった気もする。

・ジャービス、ってお前か!これまで明言されてたっけ?原作はあんま追ってないから知らなかった。

・ラストバトルでストレンジが各地にポータルを開きまくってスターク邸がどこなのかわからない国籍不明の土地になってたのは、各地が流れ着いたロードランとかロスリックみを感じてダクソ脳が疼いて遥かに良かった。

・合体攻撃はロマン。「お前なら使えると思っていた」もう最高ですね。

・「これで全員か?」と言ってたけど、ヴィジョンがいなくね?いやインフィニティストーンそのものだからまあそうなんだけど。

・スパイディの出番がガントレットリレーだけだったけど、次の作品の主演だし控えめだったのかな…

・美味しいとこだけ取っていくキャプテン・マーベル、艦隊の砲撃が彼女だけに集中するのはベタだけどそれが良い、ってツボでした。

・仕方ないんだけど、指パッチンが決めシーンなのはどうしても若干マヌケだよな…

・トニーおつかれ、キャップ良かったね…結局ペギーと過ごしたのはパラレルワールドって扱いでいいのか?



いじょうです


スシッ!スシヲ、クダサイ!