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まるに合う補助箸をさがした時のお話。

6歳の今、
まるはほとんどのものは補助なしの、
普通のお箸で食べれるようになりました。
(正確には”つまめるように”なりました😅)

魚をほぐして取るのはなんとかできますが、
お肉のような、ちょっと弾力ある硬さのものを
食べやすく切ったり…はまだ難しいです。

療育の先生から、

『スプーンとフォークがしっかり使えるようなってからお箸を使うようにしてください』

と言われていたので、
まるの人生ではまだスプーンとフォークで
生きてきた期間の方が長いです😅

そのおかげか。
フォークとスプーンは上手に使えてるなぁと
昨日ふと。

まるがコーンフレークを
無心に食べる姿を見て(笑)
思いました。

療育ではお弁当を食べる時間もあったのですが、
その時はひたすらフォークとスプーンで
お弁当を、お米ひとつ残さずピカピカ!
に食べれることを頑張りました。

(お弁当箱を食べきった!という達成感と
器についた米粒のような小さな食べ物も
上手にスプーンですくう練習のため、
お弁当は基本的に好きなおかずを
つめてありました。) 

お箸を使い始めたのは4歳後半
ぐらいだと思います。

5歳ぐらいから
OT(作業療法)の先生のところで、
お箸の持ち方も練習させてもらっていました。

補助箸って本当にたくさん、
いろんな種類がありますよね(・Д・)

OTの先生が練習の時に使っているものを
買ってみようかなとも思いましたが、
先生が用意してくれるお箸は少し自作も
入っている部分があったりして。

(↑お箸と補助器具が別のメーカーのもので、
先生が独自に組み合わせていたり、
輪ゴムと丸い玉を上手に使って、
補助器具の代わりにしている先生もいました。)

安いものでもないので💦
補助器具だけのために2種類買うのも…
悩ましい(-_-;)

と思ってしまう母(;^_^A

こんな時たよるは
発達障害のお子さんをもつ
ママさん方のブログ✨

みなさん各々お子さんに合った補助箸を
探して使ってらっしゃって、
そのレポを丁寧にしてくれているので
とても参考になりました。

その中で、
これはいいかも!と直感的に思い、
結果的にまるが補助をはずせるように
なったお箸がこちらです↓

ののじ はじめてのちゃんと箸
SS(16㎝)は2歳頃から
S(18㎝)は5歳頃からが目安。

このお箸の心ひかれたポイントは、箸と箸をつないでいる補助器具(=カプラ)が2種類付属してあるところ。

左側がサポート力の高いハードカプラ
右側(半透明)が自由度のあるソフトカプラ

説明書によると…

  1. 使いはじめの時はサポート力の高いハードカプラをつけて正しい位置で持つこと、つかむことを覚える。

  2. 慣れてきたら、今度はソフトカプラ(半透明)のものに変えて、自分の力で箸をコントロールすることを学ぶ。

とのこと。

段階がていねいに設定されていて、
自然と身についていきそうだなぁという
希望を持てました。

最近ちょうど次男のコタが、
ハードカプラからソフトカプラに
変更してみたところだったので、
母もあらためて両方使ってみました。

ハードカプラの方は、
まだうまく指が正しい位置におけなくても
箸がぶれることなくカプラがしっかりと
正しい箸の形でとどめてくれているので、

箸がクロスしたりする心配もなく、
こどもがイライラせずに
使いはじめられるなぁという印象です。

ソフトカプラの方は
箸がクロスしたりする心配はないぐらいの
サポート力はありつつも、
指を正しい位置に置けていれば
ハードカプラに比べて箸を広げられる幅が
大きくなった、という感じでしょうか。

箸の練習で
「子供がイライラしない」
はけっこう大きなポイントだと思います😅

ただ、
まるもコタも自分から興味を持たないと、
親がやらせようとしても
2日と続かないのでΣ(゚д゚lll)ガーン

わが家の場合は必要にせまられない
&緊急を要さないかぎりは、
本人たちから「やりたい!」と
希望があった時に始めるようにしています。

そんなこんなで、
この補助箸を使いだして約9か月ぐらい
のこと。

まるはこの補助箸を幼稚園にも
持って行っていたのですが、

幼稚園の先生の機転で、
もう大丈夫そうかな?と思い
ある日カプラをはずしてみたそうです。

そしたらなんと、
意外と使えてましたよ!

とのこと( ゚Д゚)

まるもその日から、
家でカプラを付けて出しても
途中で自らはずして食べたりするようになり、
自然と使えるようになっていた、
という感じです。

この”自然と”がまさに理想的✨

買って試してみるしかないのが、
箸トレーニングの悩ましいところのひとつ。

支援センターみたいなところで、
『補助箸お試し会』と称して
各メーカーの補助箸をズラーッと並べて
試させてくれたりしたら、
ちょっと嬉しいな㊙️


ここからは余談になりますが、

まるが通っていた療育の先生から、

「よくあるリングのついたタイプの補助箸だと、指先を使わないでも、手のグーパーの動きだけで箸の開閉ができてしまう(指で箸をささえなくても開いてしまうので、指が箸から浮いてしまう)ので、手先の不器用さのあるお子さんのお箸練習にはあまりおすすめしません」

とのお話を聞いたので、
リングタイプではないもので探していました。

もちろん、
小さい頃にリングのお箸で興味をもって、
そこから普通の箸に移行できるお子さんも
いらっしゃるので。

あくまでまるのように
手先に不器用さがある場合は、のお話です。

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