買った買ったと満足しているとあっという間に過去になる…先々週、散歩途中に「550円以下CD20%OFF」というパワーフレーズに引き寄せられて手にした珠玉の二枚。

カリフォルニアのヒップホップグループが1995年に発表した3枚目のスタジオアルバム。B-Realのラテンアメリカンなライミングが鳴り響く限り、いつの時代であろうがCypress HillはCypress Hillだなぁ、という感想。5枚目あたりからロック色が強くなるが、個人的には初期のこの不気味で煙たいトラックとの組み合わせが好み。

ニューヨークを拠点に活動していたオルタナティブメタル／ジャズフュージョンバンドの4枚目のアルバム。3曲がスタジオで、2曲はライブ録音という変則的な構成。メタルリフにテナーサックスが絡みつく摩訶不思議サウンドは、聴いているうちに自然と身体が揺れて気持ち良い。こんな作品がハードコア色の強いRevelation Recordsレーベルからリリースというのも熱い。

2024年も1/12が終わるって？そんな驚きもありつつ、どうしてなかなか、こうして良い音楽が聴ける毎日に感謝です。ありがとう、ブックオフ。