やさしく

ブックオフで購入したCD(たまに文庫・書籍)とおやつや日常の散文など、ようやく見つけた…

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ブックオフで購入したCD(たまに文庫・書籍)とおやつや日常の散文など、ようやく見つけた、なんとなく買ってみた、その時々で不定期更新。CDの復権を信じるCDmanです(https://suzuri.jp/CDman

最近の記事

タワレコ購入録 -番外編-

3月から今日に至るまで、休みという休みもなくダラダラ働き詰めの毎日。もはや息抜きにブックオフに通うほどの時間も元気もないので、今回は久しぶりにタワレコオンラインアウトレットで鬼畜90% OFF縛り買いを決行した。 鬼畜90%OFF縛り買いとは… タワレコオンライン限定の15%還元キャンペーン期間中、突如現れる30~90% OFFの在庫セールで、その中でも90% OFFだけに的を絞って気になるものを手当たり次第カートにぶち込んでいくという非常にアグレッシブな独自ルールである。

    • ブックオフ購入録 Vol.20 -240324-

      花粉で意識が朦朧としているので、古本の埃がうまい具合に作用して相殺してくれないかと思い、ブックオフに駆け込んだ。 超大御所スラッシュメタルOGバンドの6作目。ボーカリストの交代劇からは2作目となるアルバム。その昔、EAT magazineといううるさい音楽全般を扱った薄い雑誌があり、この強烈なアートワークをまんま表紙に使っていた号があった。全く聴いたことがないわけではないが、ちゃんと聴いたこともないバンドなので、彼らに何を期待したのか分からない。しかし、この突き上げられた拳

      • ブックオフ購入録 Vol.19 -240315-

        天気が良かったので気分転換に二駅ほど歩いて、歩き疲れたタイミングで入店したドトールで仕事。アイス黒糖ラテを啜りながら、麗らかな春の陽気にストンして、気を失うこと数回。そうだ、目覚ましにブックオフを探そう!というわけで、最寄りの店舗を検索して突撃した。 シラキュース出身の超絶ハードエッジなバンドとして名高いEarth Crisisの3枚目。ミドルテンポの楽曲にメタリックなギターが鳴り響き、中高音域のデスボイスで喚き散らすいわゆるNEW SCHOOLなHARDCOREサウンド。

        • ブックオフ購入録 Vol.18 -240312-

          あいにくの雨模様で外出なんてもっての外…..なんてそんな日にこそ、外出して疲労を浴びてこようじゃない。CD棚にいよいよ余白がなくなってきたので、処分組10数枚を選抜作業。 いろいろありがとうな、と労いつつ紙袋にぶち込み、最寄りのブックオフへ。世界各国のブラックメタル、フォークメタルを大量投下したのは自分です。 というわけで、査定待ちの間にぷらっと摘んだBLACK FLAGの2ndアルバム。なかなか最近の中古市場で遭遇することのない希少盤。バリバリのハードコアパンクだけでな

        タワレコ購入録 -番外編-

          ブックオフ購入録 Vol.17 -240229-

          4年に一度の奇跡こと閏年のブックの日。 すでに界隈でやいのやいのと叩かれているが、ブックの日に「500円以上のお買い物で使用できる300円クーポン」が、「300円以上のお買い物で使用できる150円クーポン」に変更になった。 毎月29日のオアシスを求めて、日々、鉛を引きずるような労働を耐え凌いでいる自分にとって、それはまさに青天の霹靂であった。 しかし、これまで何十何百回と足繁く通い、数多の出会いを享受してきた自分にとって、たったそれだけの理由で不買運動など起こすわけもな

          ブックオフ購入録 Vol.17 -240229-

          ブックオフ購入録 Vol.16 -240216-

          隙あらばブックオフでCD・ゲーム・本を吸う。 向井秀徳率いるオルタナティブロックバンドの5thアルバム。発表当時かなりの衝撃を受けた記憶がある。しかし、衝撃だったという記憶だけで楽曲の印象がなかったのは、友人に無理やり聴かされた変態プログレソング「ポテトサラダ」しか聴いていなかったからで、その後は雑談に流され熟聴に至らなかった経緯がある。今年出た12年ぶりの新譜も素晴らしいが、その布石となった名盤を幸運にも回収できて嬉しい。 カバーアートから漂うプリミティブなブラックメタ

          ブックオフ購入録 Vol.16 -240216-

          ブックオフ購入録 Vol.15 -240129-

          本日29日は「ブックの日」ということで、仕事をザクザクなぎ倒し、鼻息荒く最寄店舗に突撃。一ヶ月に一度、この日だけはテンションがぶち上がる。というか最早「ブックの日」をセーブポイントに、一ヶ月を戦い抜いているまである。 カリフォルニアのポップパンクレジェンド『DESCENDENTS』が活動休止前にリリースした4枚目のアルバム。すでにLPで所有しているが、移動時に端末でも聴きたかったので購入。実は、後にVo以外のメンバーで結成されたバンド『ALL』のテクニカルで哀愁のあるサウン

          ブックオフ購入録 Vol.15 -240129-

          ブックオフ購入録 Vol.14 -240114-

          買った買ったと満足しているとあっという間に過去になる…先々週、散歩途中に「550円以下CD20%OFF」というパワーフレーズに引き寄せられて手にした珠玉の二枚。 カリフォルニアのヒップホップグループが1995年に発表した3枚目のスタジオアルバム。B-Realのラテンアメリカンなライミングが鳴り響く限り、いつの時代であろうがCypress HillはCypress Hillだなぁ、という感想。5枚目あたりからロック色が強くなるが、個人的には初期のこの不気味で煙たいトラックとの

          ブックオフ購入録 Vol.14 -240114-

          ブックオフ購入録 Vol.13 -240108-

          あけましておめでとうございます。 年始早々、ワクワクしながら本20%OFFキャンペーンに出掛けたものの特に心躍るものがなく退却。そして、結局オンライン購入が2024年のブックオフ初めとなった。 水木しげるの人生とロック名盤という謎の取り合わせに、正月の浮かれた様子が伺える。 装丁から勝手に水木先生の自叙伝的マンガかと思っていたら、ガッツリ読み物だった。チラチラめくってみた感じ、読みやすそうな文体と随所に先生の挿絵が登場するので期待が高まる。 まだ未読だが目次を眺めた感

          ブックオフ購入録 Vol.13 -240108-

          2023年/年間ベストアルバム10選

          JJJ “MAKTUB”前作 "HIKARI" 以来、およそ6年ぶりとなるJJJの3rdフルアルバム。私生活の変化もありリリックに反映されるトピックスに広がりが生まれたことで、ラッパーとして更にステージが上がった印象の今作。コンポーザーとしてのキレ具合も素晴らしく、先日、解散発表のあったBADHOPからBenjazzyを客演に迎えた 'Cyberpunk' やDaichi Yamamotoの歌声が心地よい'Taxi'、Campanellaの変態ラップが堪能できる 'Frie

          2023年/年間ベストアルバム10選

          ブックオフ購入録 Vol.12 -231106-

          10月は読書の秋だと意気込んだわりに、日常の喧騒に意欲を削がれ、結局一冊しか読むことができなかった。 一方的に自分にかけた期待を、鮮やかに自分が裏切る。もうかれこれ30年はこの過ちを繰り返し続けていて、それでも自分を見捨てない自己肯定感の高さに感動する。 とはいえ、何だか無性にくやしくて、衝動的に手元の「いつか読む本リスト」から数冊購入した。 冒険家・高野秀行さんの「辺境中毒!」でエンターテイメント・ノンフィクション、通称『エンタメ・ノンフ』として紹介されていた一冊。世

          ブックオフ購入録 Vol.12 -231106-

          ブックオフ購入録 Vol.11 -231029-

          今月も29日「ブックの日」がやってきた。 在宅で仕事をしているのもあって、一ヶ月の体感速度にバグが生じている。頭がおかしくなりそうなので、とりあえずクーポンを使って何か買うことにした。 彼らの最後の作品になった6thアルバム "The Argument" はリアルタイムで買って、当時もの凄く衝撃を受けた。それから気が向いた時に少しずつディスコグラフィを揃えている。こちらは3rdアルバムになるが、初期衝動に委ねたようなイキリ立ったポストハードコアに、徐々にインプロ味が追加さ

          ブックオフ購入録 Vol.11 -231029-

          ブックオフ購入録 Vol.10 -231026-

          MBOP(ミッドナイトブックオフオンラインパトロール)第三弾。 「ストレスはブックオフで発散しろ」という親の遺言を守って再び。この深夜に勤しむ110円CD漁りも三回目を数え、いよいよ楽しみ方が分かってきた。 とにかくタイトルにピンと来たら手当たり次第にカートに入れて、購入時にDiscogsでざっくりジャンルとレーベルだけチェックしたら、改めていらないものを削除×2。それ以上詳しい音の詮索はしない。最低限の情報だけで作品の到着を待ち、ブックレット片手に楽曲を楽しむ。 イギ

          ブックオフ購入録 Vol.10 -231026-

          ブックオフ購入録 Vol.09 -231021-

          週末、子どもの習い事のお迎えや家事のいくつかをテンポよく済ませ、気づくと夕方。時間をいただき一人向かった先はブックオフ。 特に目当てがあるわけでもなく、散財するお金があるわけでもない。ただ一人きりであの圧倒的物量に対峙することで、日常でこびりついた雑念を不特定多数が持ち込んだ雑念の渦で相殺するという気持ちの浄化作業。 たまたま眺めていた音楽関連書籍の棚で見つけたこちら。副題に「見て楽しむ特殊パッケージの世界」とある。椎名林檎からももクロ、EXILEまで日本のメジャー音楽業

          ブックオフ購入録 Vol.09 -231021-

          ブックオフ購入録 Vol.08 -231008-

          550円以下30%OFFの引力。 セール日に下衆根性丸出しで突撃したブックオフにて、オリジナルドラマーが復帰した新作で話題のくるり旧譜漁を実施。なんだかんだ「東京」と「ワンダーフォーゲル」以外ちゃんと聴いたことない俄かなので、とりあえず棚にあった3枚を購入。 「ロックンロール」という曲のリフが素晴らしく永遠に脳から剥がれない。ボーカルの岸田さん曰く、当時参加した外国人ドラマーの色が濃く出ているらしい。けど、そんなの関係なくとても良いアルバム。 ちゃんと聴いてみたら「赤い

          ブックオフ購入録 Vol.08 -231008-

          ブックオフ購入録 Vol.07 -231001-

          近年、レコード買取にも力を注ぎ始めたブックオフ。 数年前までディスクユニオン、地元ファンに支えられた地域のレコードショップ、少し駅を離れた場所に佇むハードオフあたりでしかレコードをパタパタできなかったことを考えると、ブックオフの中古レコード市場参入は、非レコード世代にもレコード収集の楽しさを伝える良い機会となっているのは間違いない。 というわけで、近所のブックオフで550円以下レコード半額セールを開催していたので久しぶりに小一時間ほどパタパタ活動。 種ともこ - いっし

          ブックオフ購入録 Vol.07 -231001-