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ニキラウダ

ニキラウダさんが
天国へ発っていった。
私が小学生の頃、
スーパーカーブームであり、
F1が、何たるものか
わからないが、
そのブームに乗って
マンガ『サーキットの狼』を
読みあさり、
そして今読んでも色あせない
名作、村上もとか先生の
『赤いペガサス』がある。

テレビでは、アニメで、
『マシン隼』とか
『激走ルーベンカイザー』とか
そして
『グランプリの鷹』
といった作品が放送されていた。
その『グランプリの鷹』には、
名前は変えてこそだが、
ニキラウダが登場していた。

これは、決して
犬神家の一族のスケキヨでも
なければ、デストロイヤーでもない、

天才F1ドライバー
ニキラウダは、レース事故で、
再起不能の状態から、奇跡の
復活を果たしたという
エピソードは、子ども心ながらに
感動していた。

そんな、スーパーカーブーム
F1レースがアニメになったり
している頃、
日本グランプリが開催され、
そこで、
超ドラマチックなレースを
繰り広げたのが、
奇跡の復活を果たしたニキラウダと
同じく天才ドライバー
ジェームスハントの
伝説のレースだったのだ。

とんでもなくスゴいこと
だったろうが、リアルタイムで
知らない小学生だった私にとって、
それを見事に描いた
作品が作られた、それが
『RUSH』
だった。

マイティーソーなんだけど
でも、とにかく、
劇場で大興奮して、大感動した!

そして、
その後、Netflixで、
2018年のF1グランプリの
1年間を追い続け、配信された
『フォーミュラー1』
は、どんなに感動したことか!

これを全て観た私にとって、
ニキラウダが発っていかれた
という報を聞いた時、
1970年代のF1レースの世界
は、どんなに凄まじかった
だろうかと想像する。

F1ドライバーの世界は
一生わからないだろう。

#エッセイ #コラム #映画 #ニキラウダ