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研究開発職場の仕事(2c)特許-2:発明提案書~出願まで

前回は「特許」の仕事の1回目。発明提案書を書き上げるまででした。
今回は続き。出願までにやることです。


打ち合わせをする

発明提案書を書くと、しばらく後に打ち合わせがあります。会社の知財部門の人だったり、特許事務所の人だったりします。
知財部門って?な方はこちら。

だいたい話はかみ合わない。「ここ?」みたいな質問が来る、など、
「自分たちの常識は世間の非常識」
をこれでもか!というくらい知らされます。
慣れない場ですが助けてくれる人は(だいたい)いません。自分を信じれば乗り切れます(根性論)!

宿題対応

打ち合わせをすると、だいたい自分に宿題が来ます。対応しましょう。
ここも根性論です!1日遅れると出願が遅くなります。

事務所からの明細書案に対応

明細書案のチェックです。
「あれだけやったのに修正点が!」・・・よくある話です。
先日、珍しく修正点がない明細書が来て、思わず何度も確認してしまいました。
ここを通ればようやく出願、ですが・・・

寄与率と譲渡証書

寄与率を決める、譲渡証書に同意、みたいな作業があります。
大きな手間ではないのですが、寄与率を決めるとき、社会人としてのバランス感覚が・・・という気持ちはすごくわかるが、発明にどれくらい寄与したかで決めましょう。

次回の予定

特許のパートをもう1回だけ。出した後の話を、3/11(月) 6時頃に公開したいと思います。

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