統計データを世界地図で色にして、伸びそうなところを探してみたい

「イノベーションが起こりそうなところ」というと、
「シリコンバレー」「多様性」「スタンフォード」と即答されそうなのですが、材料、デバイス的にはどうだろう?ということで(狭い分野だが私が調べている肌感覚とはちょっと違う、それは別記事)、まずは単純に統計データから見られないかな?ということで前回。
数か国をまとめた地域として特徴ないかな?とやってみたのが今回。
前回のは使っているデータが統一されていなかった(ただ大きな意味では間違ってはいなかったが)ので、極力そろえました。

グラフはExcelの「マップグラフ」機能。BIを使ってみようとしたが、動かないデータ(今回は過去のGDPなので)を1回だけ処理するなら、普通にExcelが早いです。

まずはGDP。普通に表示すると「米国、中国、以上!」となってしまうため、上位~中位クラスの特徴が出ないかと、対数にしました。こう見るとアフリカ大陸、薄目ですが、地中海に近い領域、南ア、ちらほら規模が大きそうな国もありますでしょうか?全体的にはいわゆる先進国、大国、と呼ばれるところが目立ちます。

成長率(GDP成長率)。60%超という異様な国(ガイアナ、資源でも当てたのかな?と思ったら案の定でした。隣国ベネズエラに狙われておりどうでしょう?)、マイナスという事情がある国(ロシア、ウクライナ等)があるため、ある程度で打ち切って0~10%のグラデーションが出るように。GDPで大きくないところが高くなる、というのは、感覚的にも、経済学的にも、この通りなようです(両方で目立つインドはすごいな、とも思いますが、人口から見たら経済規模はまだまだなのかもしれません)。

GDPもそこそこ大きくて成長していて、新しいものが売れそうな国。単純に掛け算したらどうだろう?というのが下。あまりGDPと変わらない図になってしまいました。強いて言えば比較的大きくて比較的政情が安定している国が見えやすくなる程度でしょうか?

無理やり何か引き出そうとするとこんな感じ。

  • 中国~インド~中東~トルコ~EUは大きそう。中国の「一帯一路」いいのかも。ただ、中国、インド、イラン、サウジアラビア、トルコ、・・・喧嘩慣れしてそうな国ばかりで主導権取るのは厳しそう。個人なら行けても、国としての日本は厳しいかもしれない。

  • オセアニア~東南アジアの南の方(「環〇〇海」としたかったが、適切なのがなかった)比較的色が濃く固まっていそう。

  • 北米がいいのは当たり前、としても、南米、ブラジルとアルゼンチンはいいとして、コロンビアも比較的いい?と思ってググったら、親米で良かったけど左派政権が誕生して世界景気の影響も受けて、で、来年は様相が変わるかもしれない。

  • アフリカ大陸は、真ん中からやや下くらいが比較的良い?なんとなく観光的にテレビで見るのはこの辺の国が多いかもしれない

と思ったらここ数日でこんな本を知りました。

本+実習(だったことにします)で見るとなんとなくそんな気が・・・

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