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狂犬病は100%死に至る

 狂犬病というのは昔から有名でよく聞く感染症ですが 発病したら100%死に至るということは
結構知られていないと思います。 よく 飼っていた犬に 狂犬病の注射を打っていましたが これを知ると かなり重要なことがわかります。

 「狂犬病とは国立感染症研究所によれば、狂犬病ウイルスを保有するイヌ、ネコおよびコウモリを含む野生動物に咬まれたり、引っ掻かれたりしてできた傷口からの侵入、および極め て稀ではあるが、濃厚なウイルスによる気道粘膜感染によって発症する人獣共通感染症である。狂犬病は4 類感染症全数把握疾患に定められており、診断した医師は7日以内に保健所に届け出る必要がある(註:その後、2003年11月施行の感染症法一部改正によ り、直ちに届け出ることとなった)。」

 引っ掻かれても 感染する可能性があるとは
怖いですね💦

そして 
 「一旦発症すれば効果的な治療法はなく、ほぼ100%の方が亡くなります。 感染動物に咬まれるなど感染した疑いがある場合には、その直後から連続したワクチンを接種(暴露後ワクチン接種)をすることで発症を抑えることができます」

これを読むと 感染して ほっとけば100%死に至るが、すぐ ワクチンを接種していけば 大丈夫ということがわかります
 ワクチンは最初 に接種した後、2~4週間後に2回目の接種、 そして初 回の接種から6か月後にさらに1回の追加接種を行い ます。 2回の接種を完了すれば、 発病を予防できる一 定の免疫がつき、3回目の追加接種で免疫はより強く なります。
さらに

 「狂犬病ワクチンは、ウイルスにさらされる前の暴露前接種と、さらされた後の暴露後接種の両方を実施することで95%以上の発症予防効果が得られるとされています。 狂犬病は一度発症すると治療方法がないため、ワクチン接種が唯一の予防法であり、また同時に発症予防のための治療法であるとも言えます。」

ワクチンを接種することで100%まではなりませんが95%の発祥予防効果があり、唯一の予防法、治療法ということで かなり重要なことがわかります

 このことから飼い犬の狂犬病の注射を必ず打たないといけない、厳しい決まりが規定されているのにも納得できます

 「注射を怠った場合には20万円以下の罰金刑が科される場合があるほか、未接種犬が咬傷事故等をおこした場合、飼い主の責任が問われますので、室内犬・屋外犬を問わず年に1回の狂犬病予防注射を必ず受けさせてください。」
 狂犬病予防法 第5条

 最近よく耳にする 「キョン」 ですが 名前もかわいいし、見た目、鳴き方もかわいいのですが💧
あくまでも 野生動物で 狂犬病を持っている可能性があるので 絶対に触ったりしないでくださいと 注意喚起されていました!

野生の動物の接種は極力避けたほうがよいですね

狂犬病にかかるとどうなるかですが

「一般的に感染してから1~3か月は無症状で、その後さまざまな症状が現れます。」

おっとっと、すぐには症状が現れないのですね
やっかいです💦

初期症状:  

発熱、頭痛、筋肉痛など風邪のような症状  
噛まれた箇所の痛み、かゆみ、しびれ

​​進行したときの症状:  

興奮  
不安  
幻覚が見える  
攻撃的になる  
水や風を怖がる  
意識障害  
呼吸困難

初期の症状はありがちで見過ごしてしまう可能性が高いですね💦

野生の動物に少しでも関わる方は ワクチンを打っておけば安心できますね

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