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国際ノマド転職:民間コンサルと国際公務員に受かった話

現職が年末で一区切りつくため、今年の1月頃から国際公務員への転職活動、今年の8月頃から民間コンサルへの転職活動を同時並行で行っていました。結果、どちらも希望のポストに合格しました!備忘録も兼ねて、転職活動日記を書いていきます。

1-3月:国際公務員への応募と民間の調査開始

現職の契約終了の約1年前から調査や応募書類の準備を開始しました。募集要項を読んだり、説明会に参加したりしつつ、自分の希望のポストを特定し、応募書類作成準備を開始しました。その後、応募完了しました!

一方、この頃から民間セクターで自分のやりたいことがあるかや、自分の市場価値を知るため、転職エージェンシーに3社程登録し、面談をしました。「希望に合うポストはありません」と言われたエージェンシーもありましたが、面談やその後のフォローアップ等丁寧にくれるエージェンシーもありました。

4-5月:国際公務員の選考とその他ポジション調査

無事国際公務員の選考が進み、筆記試験等を受験しました。同時に同じような領域での他のポジションを探しつつ、民間コンサルのキャリア等についても調査を勧めました。

6-7月:他ポジションへの応募とWeb試験受験

今の業界と同じ領域で他の機関や民間企業でポジションが空いていたので、応募し、選考が徐々に進みました。この過程でWeb試験を受ける必要があり、週末の時間を使って対策し、Web試験を受験しました。2年前くらいに受けた記憶はありましたが、前回よりも難解なタイプのWeb試験もあり、かなりストレスでした…

8月:転職エージェンシーとの面談と民間コンサルへの応募

上の他のポジションへの応募が一通り終わった後、ビズリーチを通じてポジションを紹介していただいた転職エージェンシー3社程と面談をしました。転職サイトの中で私が個人的に一番使用したのはビズリーチです。必要情報を登録後、求人を見ることができ、自分の希望と合うポジションを紹介してくれるスカウトも複数件来ました。紹介されたポジションが自分の希望とずれていても、面談をし、自分の希望を伝えると、希望に合うポジションを紹介してくれることもあります。

3社の内、1社のエージェンシーから、2023年1月から転職希望ならば、8月中に応募を開始した方がいいとそそのかされ、8月中に民間のコンサル会社4社程への応募を開始します。この時は応募開始時期がこんなに重要だとは思いませんでした…

9月:他ポジションの内定、民間コンサルの選考と国際機関面接

それぞれWebテストや筆記試験、2-3回のオンライン面接を経て、現職と同じ領域の職種で2つ内定をいただきました。これは民間コンサルとは別の会社・組織です。

同時並行で応募した民間コンサル1社からは、エージェントを通じて理由付きで不合格の連絡が来ました。エージェントを使う大きなメリットの1つは、合格・不合格にしても理由や面接時のフィードバックをもらえることです。なお、エージェントを通じて応募した大手コンサルファーム1社からは、合格・不合格通知はなく、エージェントからも何のフォローもありませんでした。応募者(少なくとも私)は履歴書や志望動機等の応募書類を各会社やポジションによってアレンジしているので、現職もある中週末等を使ってそれなりに時間をかけているので、少なくとも無視は止めて欲しいと思いましたね…

書類選考が通った民間コンサル会社2社からは、Webテスト、オンライン面接に呼ばれ、着々とこなしていきました。この時、お世話になった転職エージェントさんは基本的に対応も丁寧で、好印象でした!

また、忘れた頃に国際機関とのオンライン面接も実施しました。面接内で、赴任に向けた具体的な日程や手続き・準備の話が出たので、この時点で「おそらく合格だろう」という気持ちはありましたが、正式な結果が出るまで確信が持てなかったため、結果を待つ不安な日々が続きました。

10月:民間コンサル2社からの内定

選考が進んだ民間コンサル2社から、希望のポジションで内定いただきました!これにより、国際公務員になるか、それとも日本でコンサルファームに入るか、かなり悩むこととなりました。この過程でキャリアに関する本を読んだり、キャリアカウンセリングを受けたり、自分の本当にやりたいことは何か書き出してみたり…

内定が出た会社からは内定受諾期限を設定されていましたが、国際機関の正式な結果通達がまだだったため、会社へは内定受諾期限の延長をお願いする必要がありました。結局、1社からはこれ以上の延長は難しいと言われ、内定をお断りすることに。

この時は、民間か公務員か、自分は人生の大きな岐路に立たされている、下手したら全ての内定がなくなるんじゃないか、1から転職活動をやり直さなければいけないんじゃないか、と日々不安でした。国際機関の結果が1日でも早く出て欲しいという気持ちでした。

11月:国際機関からの内定後、コンサル会社の内定辞退

待ちに待った国際機関から内定の結果通知が届き、これを受けてコンサル会社からの内定を辞退しました。その後は国際機関の手続きに入り、現在に至ります。

Web試験に向けての勉強や結果が出ない時等、つらいタイミングはいくつかありましたし、約1年かかった長いプロセスでもありました。振り返ると自分の経験やスキルを棚卸したり、面接の練習をしたり、この過程で成長した部分もあり、何より結果を出せたので後悔はありません。

今後も転職のタイミングがあり、つらい時もあるかもしれませんが、この経験を思い出し、なるべく楽観的に乗り切りたいと思います!


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