「あんな行動をして嫌われたかな」とか、「今日はあの人なんだかそっけない。嫌われるようなことしたかな」と気になるときがある。

特に、好かれたいと思うと相手の目を気にして嫌われないように自分の気持ちを隠して相手に合わせてしまう。だけど、それって逆効果だと思う。

嫌われたかな、と不安になってしまうときって、自分の行動を振り返っているのではないだろうか。「あんな行動したから嫌われたのかな…」とか。

それって、自分がその行動に対してネガティブな印象を持っているから感じることなのではないだろうか。
自分がとった行動が全て自分が「良い！」と思えるなら、そんな不安持たずに済むのではないかと思う。

例えば、私は自己主張をするのが苦手である。自分の権利を主張できず、損をすることも多かった。自己主張ができなかったのは、他人の顔色を伺っていたという側面もある。

会社で早く帰りたいけど、みんな仕事をしているから帰りづらい。→特に意味もなく自席で残業する→周りの人に「帰りな」と気を使わせてしまう。→「気を使わせてしまった」と落ち込む

こんな感じに他人の顔色を伺っていると、何故か嫌われたくないはずなのに、「嫌われた」と錯覚してしまうという負のループに陥る。

ここで、「早く帰りたい。意味もなく残る必要はない」と自分の行動に自信が持てたらいいのだ。 

そうして周りの人が「なんだよ、俺らは仕事してるのに、先帰って..」などと思っていたとしても、きちんと理由があってとった行動であれば、堂々としていられる。逆に次の日から、笑顔で出社できる。そうしたら周りの人もあなたがした行動があながち間違っていなかったかも..という気さえしてくるのではないだろうか。

こんなふうに、嫌われたかも..と不安になりがちな時は、自分を客観的に見てみて、自分が好きな自分を演じてみるといいかもしれない。
かわいい自分、かっこいい自分、堂々とした自分..
自分を好きでいれたら、周りに自然と好かれるようなきがする。