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価値観の違いをどうやって尊重するか

母や友人と話していてモヤっとすることがある。主なものは価値観の違いによるものだ。

例えば、母は学歴を重視する。なので芸能人の学歴を色々と評価するのだ。私は学歴を重視しない。大学生になって色々な人と出会って、学歴それ自体に意味はないと思うようになった。それに、私は他人のことをその人と関係のない自分がとやかく言う必要などないと思うのである。だから、母の発言を聞くと少し苦しい。私の好きな芸能人も否定されてしまうようで辛い。私は「学歴なんて別に何でも良いと思う」と自分の意見を言うが、それで母の価値観が変わることはない。

他にも、日々の過ごし方について。私は勉強したり自己研鑽に使う時間と同じぐらい娯楽に使う時間や友達や家族と過ごす時間も大事にする。一方、友人は自己研鑽の時間をとても大事にする。たまに、「最近、何か映画見た?」などと聞くと、彼女は、「今、自分の時間を使ってまで見たいと思う映画が無いから」と言う。彼女のストイックさにはいつも感心する。でも何故かモヤっとしてしまう。彼女にとって、娯楽より勉強や自己研鑽の時間が大事なのはわかるのだけれど、自分が否定されたように感じてしまうのは考えすぎなのか。

お互いの価値観を尊重するのは難しいと思う。私も知らないうちに誰かを傷つけているかもしれない。様々な考え方の人と共存するためには、お互いが、相手と違う価値観を持っている可能性を考えながら接することが重要なのだろう。

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