若い人ほど頭が固い??

音楽の詩を書くために心のモヤモヤをノートに書き溜めているんだけど、その中の1つがこれ。

唐突ですけど、ヒップホップとかラップにどんなイメージがパッと浮かびますか?

最近は少しずつ変わってきてるのかも知れないけど、「ヨーヨー!メーン!」みたいなイメージがあると思います。
中の人である僕もそんなイメージ笑
実際そんな感じの人多いんですよ…

これに対しての印象ってやっぱり「笑」ってなると思うんだけど、それは違和感があるからかと。
というのも、ヨーヨーしてる人が本当に心の底からヨーヨーしてたら「あ、そーゆー人なんだ。突き抜けてるなー!」 ってなるはず。

けど、そうはならない。なんならどこかヨーヨーがぎこちない。やってる人もちょっと本当は恥ずかしいのに、そう見せてないか、気づいていない。

なんでこんな現象が起こるか?

前置きが長くなったけど、【若い人ほど頭が固いから】かと。

若いほど何かしらのコミュニティに属している期間が短いですよね?

例えば小6より小1は5年も小学生のキャリアが短い。会社勤め、習い事もそうで、全てのコミュニティには入りたての人がいる。

入りたての人はまずはじめに何をするか?
コミュニティのルールや、風習、文化を学びます。その際に程度はあれど、一旦これまでの自分の感覚や考えを置いてしまう。

なくした感覚や考えのかわりに、良し悪しもなくコミュニティの空気を思い切り吸い込むことで金太郎アメができあがるって話です。

ヒップホップなんてわかりやすく全く日本に馴染みのないものだし、これまでの感覚だとthe未知ですよね。

そうするとこれまでの自分を思い切り否定して、「めっちゃヨーヨーしなくちゃいけない!」、「ステージにあがったらまずは、ワッサーメーンから入らなくちゃいけない」みたいな謎の感覚に襲われるわけです笑

確かにコミュニティには大切な風習等あると思います。

しかし、「本当に必要なモノなのか?」、「それはどこからきたのか?」という本質的な理解をしないで上辺だけむりやり詰め込む結果、謎の先輩から謎のルールを教わって、自分がまた謎の先輩になるというループが生まれる。

とにかく若い時ほど、コミュニティに馴染むため「これはこうじゃなきゃダメ!」って強く思いがちなんですよね。それって皆も思い当たる節ないですか?

しかもこの時本当はその行動や考えにちょっと疑いを持っていても盲目的に従ってしまうというオマケ付きで。

逆に歳をとるほど「うーん、いいんじゃない?」が増えていくのも思い当たりませんか?

思い当たる女性は年齢教えてください(ゲス顔

これはコミュニティに慣れたことと、歳とともにある程度の発言権を得た事から、自分の中の疑問を言動に出せる事が原因なんじゃないかなと。

【ここで始めて文化を吸収した上での柔軟な思考が生まれると僕は思います。】

別に若い時の全てを無視した突飛な行動も、本当に面白い事をする場合もあるし否定はしてないです。

むしろその感覚をなくさないでいるべきだと思う。その上でコミュニティの空気を思い切り吸い込むことで土壌に合った素敵なアイディアや作品が生まれるのではないか。

だから僕はライブする時ステージでは「うす!」から入るし、ヨーヨーは全くしてないです。

だって英語話せないし、普段そんな言葉使わないし。けど、服はいまだにダボダボです。
(人から見て素晴らしいものができてるかは知りません笑)

これが【テンプレにはまらない自分に合ったやり方】だから。

とはいえ、よく歳をとるほど考えが固まりよくない的な話は聞くけど、多分それもある。

正確には若い時に固くした頭に疑問を持ったり、コミュニティに属する前の自分を取り戻せないことに加えて、発想が時代に対応できなくなってきたことで意固地になることが原因なんじゃないでしょうか?
あとは、自分がうけた理不尽な経験の仕返しを後輩にしたいだけとか。

ついでに発言権が増すことでいわゆる老害になるんだろうなーと思うの。

以上!

最後に、徐々に年下の友達だらけになってきたので、ダメな謎の先輩になってないか今日も震えて寝ます

おやすみなさい。

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