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二枚目と三枚目

映画やドラマなどにおいて、「イケメン」「優男」などのさわやかな役柄を演じる俳優を「二枚目」、ひょうきんでコミカルな役柄を演じる俳優を「三枚目」と言う。中には両方ともこなすマルチな役者もいたりする。

リアルで生活していると、こういう2タイプのキャラクターはけっこう見かける。一方で僕自身はこれらのどっちかと言われると両方あるような気がするようになってきた。

元々は真面目が過ぎているのと、ひょうきんなキャラに強い恥を感じていたこと、父親や祖父が「二枚目」寄りのキャラクターであるのを始め、大人しい家庭で育ったことで、「二枚目」だと縛っていたことがあった。実際「優男」と呼ばれたりするぐらいのこともあったし、良い子を演じ切ってた故にそういう部分もあった。

一方で、鉄道趣味という我が道行く特徴ある趣味を持ったり、時々天然ボケをかましたり、クセのあるリアクションや雰囲気、天然パーマのモジャモジャヘアーでメガネというビジュアルなどが相まって自然に「三枚目」だったりすることもあった。その上、縛りを緩和したことでひょうきんなこともその場でノるぐらいなら少しはできるようにもなってきた。

結局、「二枚目」だろうが「三枚目」だろうが変わりないし、キャラクターを縛る必要もない。環境次第で柔軟に変わるもんだから。大事なのはどちらにせよ自分らしく自然体でいられること。「二枚目」っぽい人が環境変わって「三枚目」っぽくなることだってありがちだ。あくまで今回はこれら2つの代表的な言葉にフォーカスして自分語りをしただけ。多様性なんて言われているからあんまし気にすることは必要ない。

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