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ラタトゥイユとルーロー飯

ここ2日間でラタトゥイユとルーロー飯をチャレンジ的に作ってみた。初めてやるし、母親ですら手を出さないメニューを僕1人のために作る。うまいこといくか不安だし、買ったことのない材料もわざわざ買うほど、今回は本気を出して妥協せずうまいもんを作ることにした。これら2つを作ってみての感想や改善点を振り返る。

至高のラタトゥイユ

ラタトゥイユはいつもお世話になってるリュウジさんのを参考にした。ナスは大好物で、ズッキーニは半夏生に味噌汁に入れてからどハマりしてるほどだからこりゃうまそうだと作ってみることに。

材料にはホールトマト、バジルと日本酒があったが、いずれも新たに買い足すことに。酒はうちにある料理酒でも代用ができそうだが、日本酒の方が旨味が出るとかすかに聞いたので、月桂冠の『月』180mlパックをわざわざ買ってきた。ただ、1人分のためホールトマトは小ぶりの紙パックのカットトマトで代用し、軽く妥協した。
動画を見ながら作ったのが…

やっぱりバジルの香りがお店のような雰囲気を醸し出してて、後追いでかけたオリーブオイルも開けたてフレッシュな香りが立ちうまいこと仕上がった。

そして、味。ズッキーニの火の通り具合が微妙に怪しかったが、しんなりした玉ねぎとトロトロのナスは絶妙においしい。イタリアンではあるが、ご飯とも合うし、比較的大成功ではないか。ただ一つ改善するなら、もう少し肉肉しさが欲しかった。コンソメをもっと入れるか番外編的にベーコン入れてもいいんちゃう?とも思う。

翌日昼ごはんには余ったラタトゥイユをパスタに絡めて本格派トマトスパ風にリサイクル。やっぱりパスタとは言わずもがな相性が良い。

コウケンテツ流ルーロー飯

この動画でルーロー飯が食べたくなって、一度も食べたことがないのに作ることに。どんぐらい国内で人気かは定かではないが、ドラマ『私の家政夫ナギサさん』でナギサさん(大森南朋さん)がメイ(多部未華子さん)にルーロー飯をご馳走してるシーンがあった。それほど、けっこうやってる人が多いのではないか?

それはいいとして、ここでは「五香粉(ウーシャンフェン)※」が決め手となるが、あるわけがないので買いに行くことに。こういうのは余らずことが多いのだが、もうそんなことは考えなかった。あと、動画内では豚バラブロック肉を使用していたが、ミンチでも良いとのことと、手軽さで代用することに。

※スターアニス(八角)、陳皮、花椒(ホワジャオ)、シナモン(肉桂)、チョウジの5つのスパイスを混ぜた香辛料。中国料理、台湾料理では定番中の定番らしい。

そんなこんなでネギ、ミンチを炒め、つけるゆで卵も一緒に。ただ、ゆで卵は火加減を間違えて一時温泉卵になりかけた。それでも、再加熱で半熟までにたどり着いた。そして雑穀ごはんに乗せて…

炒めた葱油のいい香り、豚に染み込んだ甘い醤油の風味、どこかのおいしい店か「クックドゥ」で食べた記憶のある深みの味わい。最初、五香粉のボトルを開いて匂うと漢方薬のような苦めの香りがした。シナモンは初心者で母が苦手らしく、最初は不安だった。ところがいざ食べると、その不安は遠く彼方に吹っ飛んだ。最初の香りが店のような味わいになるとは…
おいしかったとはいえ、後で動画を見返すとタレを濃い目に作っていてさらに煮詰める必要があったそうだ。加えて、ネギは焼く感じでもう少し焦がした方が良かったのかも。
しかしながらこの「五香粉」、いろいろ試す価値がありそうだ。今度はチャーハンにかけてみようか。
あ、そういえば粗挽きこしょうかけるの忘れた😝まぁおいしかったしええけど笑 
あと、ホンマもんを一度食べに枚方の「台湾柑商店」にでも行ってみるか。

という今回自炊した2品のメニューの振り返りでした。おいしいことはおいしいですが、正直、まだまだ改善の余地ありだと思いますし、そもそもルーロー飯は食べたことないので正解がよくわかりません。それでも、これだけ楽しいのはよかったです。また、いいモチベになりました。

ストリートミュージシャンの投げ銭のような感覚でお気軽にどうぞ。