いつものご飯をリッチに

昨日の晩ごはんは少し豪華になった。とは言っても、高級ディナーとかそういうわけでは無く、自炊のご飯を増量プラス少し高いお米を買い、限定デザインのビールを買っただけの話。そんな晩ご飯のメニューをご紹介しよう。

メインはナスで…

↑ナスの唐揚げ
メインディッシュは、料理研究家で「料理のお兄さん」ことリュウジさんのレシピ「ナスの唐揚げ」を作った。唐揚げのイメージは全く無い野菜だが、これがものすごく美味しい。外はカリッとしていながらも中はナスの水分がジュワッと口の中に広がって非常に美味しい。下味の白だしの風味、隠し味のニンニクもよく香っている。今回で2回目だが、税込100円ちょいで安売りしていたナス3本を贅沢に使ってボリュームをアップ、顆粒だしでの代用から買ったことがない白だしもわざわざ買って本物に近づけた。

新進気鋭のお米で

↑みずかがみ
次に主食。白ご飯ではあるが、いつもの900円弱の2㎏のお米から100円高い「みずかがみ」という銘柄米にランクアップ。聴き慣れないかもしれないが、実は新進気鋭のすごいお米なのだ。
滋賀県が主体となって品種改良、交配し、猛暑などの高温に耐えられるようになったのが1番の特徴。また、冷めても美味しく、おにぎりや保存でも味が損なわれないのも「みずかがみ」の良さだ。さらに滋賀県から「環境こだわり農産物」という認証を受け、米の食味ランキングでは最高の「特A」を獲得するほど、折り紙付きで美味しいお米そんな「みずかがみ」でご飯を炊いてみた。ナスの唐揚げに夢中でがっついていたが、ふとご飯単体を食べてみた。いつもと違うもっちりした食感と甘みが感じられた。京都で一人暮らしを開始した初期、炊飯器がなかった頃は「みずかがみ」のパックご飯をフレンドマートで買い、いつも食べていた。約5年ぶりで初めて味わった炊き立ての「みずかがみ」。冷めても味が損なわれないということなので、少しおにぎりも握ってみようかと思う。美味しゅうございました。

限定デザインビール


↑「麦とホップ」&「ゴールドスター」ブルートレインデザイン缶
そして、そんなディナーのお供には「麦とホップ」。この「麦とホップ」も実はいつもと違う。数量限定で「ゴールドスター」と「麦とホップ」の缶パッケージには往年のブルートレインが描かれていて、イオングループなど一部店舗で販売。デザインは地域ブロックごとで異なり、近畿エリアではDD51牽引の「出雲※1」とDF50牽引の「紀伊※2」のデザインが採用された。そのうち後者を今回購入した。完全なるジャケ買いで、僕が生まれる以前に廃止になり、映像を見ることがあまり無い列車だが、プチ豪華なディナーを共にするスペシャルパッケージの缶ビールは酒もご飯も進む。「ナスの唐揚げ」も相性抜群でサイコーだった。

※1 2005年に廃止された東京と出雲市を結んだ寝台特急。デザインされているDD51は京都〜出雲市間を担当していた。現在同じ発着駅を結んでいる「サンライズ出雲」が後任とされているが、ルートが一部変更されている。
※2 1987年に廃止された東京と紀伊勝浦を結んだ寝台特急。デザインされているDF50は名古屋〜紀伊勝浦間を担当した。DF50撤退後は前者と同じDD51が同区間を担当した

昨夜の晩ご飯の話、いかがだっただろうか?自炊でも少し良いもの使ったり、限定ものを使ったりして、食卓を少し豪華にしてワンランク上げると外食よりずいぶん節約になると思うし、ちょっとだけでもご飯が楽しめる。ちょっと見つけたレシピをやってみるなどするとレパートリーが増えるし、インスタのいいネタになる。そして、料理のモチベーションも上がる。まさに一石二鳥、いや一石三鳥とはまさにこのことだ。
料理している人していない人で差はあれど、1人でも「いいなぁ」と思う人のレシピをマネするのをスタートにモチベーションや楽しさを学ぶのがいいでしょう。

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