見出し画像

Beoplay E6

BANG & OLUFSEN(バング & オルフセン)
Headquarters: Struer, Denmark(本社所在地:デンマーク、ストルーア)
Founded: 1925
Beoplay E6 - Designer:Jacob Wagner(ヤコブ・ワグナー)

イヤホンは耳の形に左右される… と長い間信じていた。

自分の耳の穴は少し大きいようで、市販のイヤホンでは直ぐに外れてしまうため、耳に引っ掛けるタイプかヘッドホンを長年使っていた。SONYのヘッドホンから始まり、Audio-Technicaのイヤホン、BOSEのノイズキャンセリングヘッドホンなど様々なタイプを試してみたが、どれもしっくりこない。

ヘッドホンだと長時間かけていると耳や頭頂部が痛くなってしまうし、耳に引っ掛けるタイプのイヤホンだと、歩行中や少し激しい動きをすると、段々とイヤホン本体が外側にズレ広がって外れてしまう。

大手家電量販店ではハイクオリティな高級イヤホンが所狭しと陳列され、様々なモデルが目に飛び込んでくる。おもむろに気になったモデルを試着してみるものの、どれもイマイチな装着感。ガラスショーケースに飾ってあるアメリカ SHURE(シュア)のカナル型イヤホンや日本が誇るコンデンサー型イヤースピーカーを製造するSTAX(スタックス)、自分の耳の形状にフルカスタムできる、SONYのテイラーメイドイヤホン Just ear など、簡単には外れないイヤホンを探し求めていた。

画像の出典:

ある日、愛用のB&O Earset 3iのイヤホンコードが内部で断線してしまった。修理も考えたが、昨今のBluetooth ワイヤレスイヤホンブーム?が気になり、たまたま入ったB&O Storeで変わった形状のイヤホンが目に止まった。

ん!?なんだこの羽のような形状は…

シリコン製のイヤー・フィン。着脱可能でサイズも3種類同封されており、左右のサイズ変更ももちろん可能である。お店のスタッフに詳細を聞くと、発売されてまだ1週間経っていない新製品とのこと。こういった量産の電化製品はまず衝動買いすることはないが、試着した際のあまりのフィット感に感動し、即決してしまった。ただ付属の純正シリコン製イヤーチップは4種類同封されていたが、自分の耳の穴にはイマイチ合わなかったため、米軍ヘリコプターパイロットも使用していると噂の低反発ポリウレタンフォームでできた、COMPLY™(コンプライ™)アジアンフィットのイヤホンチップを別購入し、装着して愛用している。

イヤホンは自分の耳には合わないと、長年思い続けていたが、Beoplay E6と出会い目からウロコな発見ができた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?