婚活恨(裏)話 ~真実を散りばめたストーリー~

結婚相談は人生相談。結婚は穏やかで幸せなことばかりではない。誰もが人には言えない悩みや…

婚活恨(裏)話 ~真実を散りばめたストーリー~

結婚相談は人生相談。結婚は穏やかで幸せなことばかりではない。誰もが人には言えない悩みや想いを抱えている。結婚の裏側を描きながら現代社会の問題や課題と向き合う。LIFE SHIFT100年時代。アントレプレナーシップで『誰もが自分の人生を切り開く力を!』

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はじめに ☆婚活恨(裏)話☆真実を散りばめたストーリー

あらすじ 人生の大きなイベントでもある結婚。 それは他人と共存するという新しい生活の第一歩。 しかし、そんな輝かしいステージに立つ人々にも心の闇がある。 多くの人の人生をひも解くと、穏やかで幸せなことばかりではなかった。 誰もが人には言えない悩みや想いを抱えている。 結婚相談は人生相談。結婚相談所のカウンセラーに実際に寄せられた相談を、各章に散りばめて書き綴ったフィクション。 20代から50代を生きる女性達の物語が今、微妙に絡み合っていく。 結婚の裏側にあるネガティブな感情

    • 男性の仕事と結婚

      仕事や収入には満足している 正直、上司に聞かれるまで 結婚には興味がなかった 最近は、親の安心や周囲の期待に応えるために 結婚すべきか悩んでしまう 過去の恋愛経験を振り返ると 自分の理想が高すぎたかもしれない 1人暮らしも長く、料理も得意な自分は 相手に自分以上のものを求めてしまう それが叶わないのであれば 独身貴族を貫くのも悪くないと思って生きてきた 結婚は素晴らしいかもしれないが 自分の心に素直になることも大事だし 今の自由な生活も気に入っている そんな自分に上司が

      • 40代になって・・・

        婚活を始めたのは30代後半 そしていつの間にか40代になった私 最近は、お見合いの申し込みが減ってきた その状況に戸惑いと焦りを感じている 同時に、これまでのお見合いを 振り返る時間も増えた ある男性とは趣味や興味が全く合わず 会話が途切れることが多かった あの時は、その弾まない会話が 苦痛で残念で悲しくて・・・ どうしてこんなにいやな気持にならなきゃいけないの? そう思ってお断りしてしまった お金の価値観が合わない男性もいた 趣味にお金をかけるタイプの彼と 堅実な私とは

        • 結婚と介護

          結婚とは、二人だけの問題だけではない 家族や周囲の状況も考える必要がある 両親の介護は大きな責任 それが結婚生活に影響を与えるかもしれない 介護の負担が 私の自由や幸せを制限する でも、両親を支えることが 家族の責任であるとも思う この葛藤の中で、私は結婚するべきか 一人で自分の人生を歩むべきか 考えて考えて考えて・・・ 気付けば数年経ってしまった 結婚は、家族の一員としての責任を 受け入れること 結婚には、責任と犠牲も伴う 一緒に困難を乗り越え 家族としての覚悟を持た

          婚活でカウンセラーに不満

          【婚活カウンセラーへの不満】 お見合いでうまくいかなかった不満を カウンセラーにぶつけた ちゃんとフォローしてくれなかったから お見合いで私が不安に感じた時 私の気持ちを理解してくれず ただ「大丈夫、頑張って」と言って 送り出されてしまった そのお見合いは上手くいかず 私は彼女のサポートが足りなかったと感じた 【人間だから・・・】 相談所では、上記のようなことは結構ある 一方で、お見合いでの会話は想定外の展開も多く すべてをフォローするのは簡単なことではない カウンセラー

          自分磨きは大事だけれど・・・

          最近、自分磨きに力を入れている 料理教室に通ったり 乗馬など趣味を増やしたり メイクのレッスンを受けたり 外見や内面の改善に励んできた 理想の結婚を叶えるためには 自分自身が魅力的であることが大事! 周囲からもそうアドバイスされてきたからだ 料理教室に通うのも 将来家族のためにおいしい料理をつくれるように 腕前を磨くため だけどよく考えてみると 料理教室には、女性ばかりが集まっている 男性なんてほとんど見かけない 自分磨きをしているのに出会いがない 当たり前のことだけ

          婚活のルール

          これまで恋愛に関しては そこそこうまくやってきたつもりだった 数々の恋を経験し、失恋もあったけれど どうにか立ち直ってきた 自分の理想に近い相手と出会い お互いを理解し合えた でも、婚活となると全然うまくいかない 婚活は、まるで違う世界 恋愛とは異なるルールがあるみたい そのルールが私には理解できなかった 今でも正直、とまどうことは多い 婚活アプリに登録してみた 悩みながら自分のプロフィールを仕上げた 思い切ってメッセージを送ってみても なかなか返事が来ない うぬぼれか

          お金に関する不安

          結婚は愛だけで成り立つものではない お金に関する問題は 多くのカップルが直面する 私自身も、2人のお金について 色々考えてきた 実は、私の収入は彼の収入よりも多い お互いそのことは知っていたけれど 交際中はそれほど気にならなかった だけど、いざ結婚となるとどうだろう お金の管理をどうするか? どちらが何にどれだけのお金を出すのか? お互いの価値観や考え方を尊重し合う 「何にお金を使いたいか」という点では 幸い共通点が多かった 結局、どちらがどれだけ稼ぐかではなく 協力

          結婚直前で破談

          あの頃、私は舞い上がっていた 結婚が幸せな未来への一歩だと思っていた 彼とは、お互いのことをよく理解し 信頼し合える関係だった 私は彼と結婚すると心に決めていた それなのに・・・ 結婚直前に彼の両親からの反対 彼の両親はとても穏やかそうにみえたけど 私の家族とは異なる価値観を持っていた 今、冷静に振り返ると 家庭環境が違い過ぎたかなと思う 彼の両親は、はじめて会ったとき 私の学歴、兄弟の学歴、両親の学歴 そして仕事、役職など 学歴や肩書きというものを片っ端から聞いてきた

          婚活アプリ

          友人たちの結婚式 みんなが幸せな家庭を築いていく 私は、幸せを祝福する一方で 自分の中に 焦りと不安が渦巻いている 私はなぜこんなにも婚活で苦しむのか? これまで恋愛している時は 自分に自信があったのに 今は自分への自信を 完全に失ってしまったような気がする もはや婚活アプリ・・・ ちょっとのぞいてみたけれど そこには私の理想とは 全く異なる男性ばかりが 並んでいるように思える 私の理想の相手はどこにいるのだろう? どうすれば理想の彼と出会えるのだろう? なんだかとて

          出会いの源泉

          私の友人Aは なぜかいつも新しい彼氏を連れてくる 彼女は社会人になってからも 出会いに恵まれている 私はなぜか出会いがない 彼氏ができる気配もない 私と彼女の違いは何だろう 彼女はどこで出会っているのか どんなコミュニケーションをとっているのか ある日、彼女が出会いを求めて 様々なイベントに参加していることを知った 彼女は友人の紹介はもちろん 趣味のサークルやボランティア 様々な場面で 新しい人と出会っているらしい そして彼女のコミュニケーション能力 彼女は初対面の人と

          男性の婚活疲れ

          婚活疲れは男性も同じ 男性は特に 恋愛メンタル疲れに慣れていないから 余計に変な疲れがたまってしまう様子 仕事で成功し、自信もある あとは理想の女性にめぐり会うのみ 毎晩婚活アプリを開き プロフィールをスワイプ 夜は寂しさに包まれる 相手との会話は楽しいが、深い絆を感じることは少ない 数多くのデートを重ね、期待と失望が交錯する日々 友人たちの結婚式には笑顔で祝福する だけど心の奥底では 自分の未来に不安を感じている この静かな夜はいつまで続くのだろうか 本当に幸せなのだ

          遠距離恋愛

          遠距離恋愛は、信頼とコミュニケーションが鍵 だけど距離を乗り越えられる場合と そうでない場合があるのはなぜだろう そもそも遠距離恋愛でいう「信頼」ってなんだろう 定期的なコミュニケーション 例えばメッセージのやり取りやオンライン そうやってお互いの近況や気持ちを共有すれば 信頼関係が続くのか それだけではない気がする 共通の趣味や活動 未来への希望や目標 同じ志でつながっていることも 絶対に大事 でもやっぱり「恋愛」というのは 相手の気持ちが変わっても それを責められ

          婚活と仕事

          婚活疲れって、本当にある 周りの友達が結婚や子どもを持ち始める中 自分も結婚っていいなと思い始めた だけど、仕事にやりがいを感じていいる自分は 結婚は拘束されるのではないかと 心が揺れたりもする 私は仕事が好きで、私の生きがいの一部 もともと新しいことへの挑戦が好きだし 成果を上げることで充実感も得られる 仕事仲間にも恵まれ 仕事をしている時間は、本当に幸せ だけど婚活はそうではない うまくいかなくて疲れることばかり 結婚ってそんな想いをしてまで しなきゃならないものなの

          結婚を決めたとき

          正直、私は迷いに包まれていた 結婚後の生活をイメージすると ネガティブなことばかりが頭に浮かび 結婚しない方がいいんじゃないか ずっとそう考えていた 結局結論はでないまま・・・ そんな私に、母は言った 「ダメだったら戻ってきなさい(^▽^)/ 」 ダメだったら離婚すればいいし 人生は何度でもやり直せる そう思って結婚した 人生、臆病になりすぎることはない!!

          人は人、自分は自分

          つい他人と比較してしまう 友達の成功談、他人の幸福そうな瞬間 つい他人の人生がうらやましく感じられ 自分には何かが足りないような気持ちになる だけど「人は人、自分は自分」 誰しも異なる背景や状況、価値観を持っていて それゆえに異なる人生を歩んでいるのだから それに、うらやんでいる相手にも 苦悩や挫折が必ずあるはず ただ、見えていないだけ もしかしたら自分だって うらやましいと思われているかもしれない 自分は自分の幸福な瞬間を感じ 自分を大切にする