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猪の採餌行動の変化

いよいよ梅雨入り

 6月もそろそろ下旬に差し掛かり、ジメジメとした日が増えてきた最近。やっぱりこの時期の地面はネチョっとしていて、どこもかしこも罠が掛けにくい。
 梅雨入り前に罠数を減らしているので、去年に比べれば罠設置のストレスは少ないのだけど、罠数が少なければ今度は猪が獲れないわけで、その辺は痛し痒しだったりするんですよねえ。
 ま、今月はいろいろとやることがあるので、結果的には現状でよいかなとは思ってますけど、やっぱり捕獲の無い月はなんとなく居心地が悪いです。笑

今年は筍が豊作でした。

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 春先の孟宗竹から始まった筍シーズンは、その後、淡竹、シノベ、真竹と続き、6月中旬頃にぼちぼち終わりを迎えました。
 孟宗竹、淡竹、真竹は昨年と同様にそこらじゅうで掘り返され、シノベも一部で掘り返しが見られましたが、今年はシノベの掘り返しは少なかったかなという印象です。シノベの掘り返しが少なかったことについては、他の筍が豊作だったので、猪もそっちに重点をおいていたのかな?なんて考えています。他の筍と比べて少し苦みが強いので、猪のその辺は知っているのかもしれません。

畑の脇に掘り返しを発見しました

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 筍シーズンが完全に終わった6月下旬、去年も掘り返されていた場所に新たな掘り返しを発見しました。筍が生えなくなったことで次の餌を目指しはじめた感じです。
 昨年のこの場所は、もっと早い時期から掘り返されていたのですが、今年は筍が豊作だったことで少し時期が遅くなったのかもしれません。
 まだひと月ほど梅雨が続くので、罠設置は少し先になりそうですが、こうやって採餌行動の変化を追っておくことで、梅雨明けの罠設置によい影響が出ると良いなと思っています。


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