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【オススメ本】地球上を旅する本に出会った話(女性経営者が選ぶ・チャンスをつかみたい人にオススメの本)

みなさん、こんにちは。
株式会社Liberty 代表取締役の三上結香(みかみゆか)です。

今日は、大好きな本の紹介を。
この本は、本の内容はもちろんですが、出会いが印象に残りすぎて、特に好きになった本です。

パウル・コエーリョの、『アルケミスト』です。

▼本との出会い

大学を卒業する直前の夏休み、バックパックで行ったスペインでのこと。

私は旅行が大好きで、卒業前には留学時代の友達に会う目的も兼ねて、ヨーロッパ、南米へと1人旅をしていました。

この本と出会ったのは、スペインのアンダルシア地方にあるGranada(グラナダ)という街。世界遺産にも登録されているLa Alhambra(アルハンブラ宮殿)の近くにあるAlbayzín(アルバイシン)という地区にあるMakutoというゲストハウス。(下記の写真参照)

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このゲストハウスにはたくさんの思い出があります。あまりにも現地での出会いが楽しすぎて、滞在日数を延ばしたくらいです(苦笑)。また別途書ければと思うのですが、いろんな出会いの中の1つが、今日紹介する本なのです。

実は、私はゲストハウスで日本人に会うことがあまりないのですが、このGranadaでの初日に、珍しく日本人に出会ったのです。

残念ながら記憶が曖昧で、また連絡先を交換した訳ではなかったので今ではどなただったかが定かではありません。ただ、ヨーロッパを旅してきたと話されていたのを覚えています。そこで彼女に頂いたのが、この本でした。

「旅の途中でこの本をもらったの。次に旅の中で出会ったこの人!という人に渡して欲しい、と言われたんだよね。だから、あげる。」

本を開くと、表紙の裏に、読んだ年月日、場所、名前が書いてありました。彼女はアムステルダムで本を受け取ったそうです。

こんな出会いから受け取った本、気になりませんか?(笑)

▼本の内容

羊飼いのスペインの少年が、宝物を探してエジプトのピラミッドを目指す話です。

「前兆」と本には書かれていましたが、宝物に近づく様々なきっかけがあります。それは良いこととして現れることもあれば、悪いことや障害として現れることもあります。ただ、その「前兆」と呼ばれるきっかけを受け入れて、素直に進むと宝物に近づくのです。

私は今までに何度も「チャンスをつかんだ!」と思うことがあります。同時に、後から振り返って「チャンスを逃した!」と思うこともあります。

いつでもチャンスをつかめる自分かどうか。

それには万全な準備と、「宝物」への想いが必要だと思うので、何度もこの本を読み返します。

▼本の行方

そして、気になるこの旅する本の行方は、、、?

スペインで受け取った半年後、南米のボリビア、La Paz(ラパス)で出会った方にお渡ししました。なかなか日本人と出会わなくて、南米旅行で出会った最初で最後の日本人です。

彼は日本に帰ってきてからも、長野と東京で場所は違えど連絡を取っていました。彼もまた、その後の旅でその本を出会った人に委ねたそうです。

本は今頃どこにあるのでしょうか。
地球上のどこかで、今も誰かと共に旅をしていることを祈っています。

またどこかでその本に出会ったら、会わなかった数年間の報告をしたいと思います!

最後までお読みいただきありがとうございます。

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