ジレンマを超えて、創造する #瞑想の探究 #2023夏の総集編
こんにちは、9月ですね。
リーダーシップの探求をされている皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
私は、暑い季節は早く終わらないかな、でも、あの開放感のある夏は終わるのは寂しいなというジレンマな気持ちです。
そう、本noteのテーマの一つはジレンマです。
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本日のnoteは、今まで(2021.10から2023.08まで)書いてきた瞑想を通じた気づきnote(20記事)をまとめてみたものです。(以下3つ)
振り返ってみると、瞑想を通じて、自分や世界の構造がどうなっているのかを発見し、それに対するあり方や関わり方に気づきながら、さらにはそれらを発見・気づく方法について、書いてきたようです。
この3つについて、2年以上も目を瞑っては、気づいた!分かった!を繰り返して、常に興奮しているのですが、なぜこんなにも面白いと思っているのだろうと気づき事項を眺めて考えてみました。
そして、浮かび上がってきたのが、僕らは「生きるだけで、ジレンマ(矛盾)を抱える」という構造の中にいること。すなわち、生きるということは「ジレンマを飼い慣らす。」ということ。そんな不思議さに取り憑かれているということでした。
「はて、なんのジレンマなんだい、宮澤さん?」と問われれば、以下のようなものかなと捉えています。ほんと、僕らは不思議な構造の中にいます。
このnoteでは、過去の20記事をザザーっと3つのグループに分けて、並べる総集編的な形でお届けします。過去の気づき事項の箇条書きと記事で利用したスライドをピックアップしたものです。
なお、お届け先はいつも通り、リーダーシップの探求者、すなわち「世にも奇妙なことに少数だが確かに存在する意識マニア向け(あなたのことですよ)」に書いています。
あぁ、このことね、と復習にご利用ください。よろしくお願いします。
1.自己と世界のジレンマ構造
1-1. 自己と世界の構造
自己は見るもの(意識)と見られるもの
見られるもの(一般的な自分)は、願い・感覚・感情・思考・行動を体・心・頭で統合している
身体感覚は、重力、重心、流体感覚で、踊ると分かる
身体は動かすものではなく、動き出すもの
意識は顕在意識と無意識がある
本来、全てのものが分け隔てなく繋がっているのに、顕在意識が全てのものを分けて認知するようになってる
自分と世界は常に均衡している、物事は常に絶対に調和している
自分の中も多様で、外も多様。常に変動しているが調和していることには変わらない
世界は今ここにしかないのに、思考や記憶があるので過去と未来が存在するように感じる(世界のどこに行こうといまここから逃れることができない。例え、タイムマシーンに乗ったとしても同じこと。それが衝撃。圧倒的制約条件)
今この瞬間は絶対に世界を一つのレンズでしか見られない(物事を固定化した目でしか受け取れない)。ある人を見て、男性だと思うと同時に同僚だと思うことができない。瞬間の積み重ねでしかない。
認知すること自体がすでに物事を分けているということ、有無、高低、表裏、あなたと私など
1-2. ジレンマ構造
生きていくためには、何かを認知せざるを得ない。その認知は物事を固定化させるもの
認知だけでなく、「良し悪し」を判断することも求められる
多面的に物事を見ることが大切と言われているが、人間はこの瞬間に一つの物事の捉え方しかできない
この物事を固定化する、良し悪しを判断することは創造性を発揮することにも役立つが、見方にこだわりすぎると苦しみを生む
そもそも認知すること、評価することは自然のことすぎて、認知が起きていることすら気づけない
また、認知・評価が薬にも毒にもなることすら気づくのが難しい
2.あり方と関わり方
世界を固定化する瞬間(認知や評価)とその固定化を手放す瞬間を意図する、自覚する
仮説を持ちながら、現実をフラットに見る。つまり、ジャッジメントを手放す(自己受容にもつながっています)
頭だけでなく体全部を使って、直感直観が湧き上がるのを受け取る
湧き上がらせるために、問う。答え探しではない
試行錯誤する、し続けることしかできない
いまここに居座り続ける(歌う踊るように)
いまここにしかいられないのだから、いまここから離れようとしない
3.構造理解やあり方を磨く方法
見立てる、体現する、表現するの3つで探索活動は成り立っている。日常生活を離れた瞑想は見立てる活動。
表現はこのようにわかったことをメモしたり誰かと対話して分かち合い、ヒントを得たりするようなもの
便宜的に3つを分けたが、3つの境目は曖昧なもの
変性意識状態に入ることで、気づくことが増える。そして、変性意識にすぐに入れる練習として瞑想が役立つ
瞑想にはいくつも種類がある
さいごに_Disclamer
ざざっとこの2年半年くらいの探索活動を並べてみました。リーダーの日々の仕事・暮らしに役立ちますと嬉しいです。
最後に一点、師匠の師匠に「瞑想(もしくは禅)を通じて、自己と世界の構造とそれに対するあり方と関わり方について、わかろうとしているとわかりました」と伝えると、以下のようなコメントを速攻でいただきました。
ということで、本記事の取り扱いにはご留意ください。
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