天眼流’ @派遣切りの憂き目にあう前にこちらからおさらばする


◆ 働き手不足は深刻な感じ。

 2~3週間前に所属している派遣会社の担当営業に“どこか適当な会社を探しておくように”と頼んでいたのですが、いいのが2~3社あったようです。
 派遣会社の営業は、芸能プロダクションのマネージャー的存在。担当するタレント(→ 私のこと)の持ち味を考えて、一番良さそうな会社に決めたというから手際がいい。
 働き手不足なのです。九州の片田舎でも、同じ程度の処遇の会社であればたくさんある。面接もなく、ブロフィールの書類だけでOKになったという。そのプロフィールも大雑把なもの。[#働き手不足]
 “売り手市場”の状況。新しい会社の仕事の具体的な内容は知りませんが、どうせ1か月もやれば慣れる程度の単純な軽作業なので、どこに行っても大差はない。[#売り手市場]
 まぁ、やりがいがあるというほどの仕事ではないのですが、田舎には私が得意にしているコンサルの仕事のニーズはないから、何もしないよりはいい。


◆ 今の派遣先のやり方は体のいい派遣切り。やり方がどうにも気に食わない。

 私の派遣先では1ヵ月ほど前から“派遣切り”が本格化し、派遣の半数が減りました。私のところなどは夏場に15人近くもいたのに、今は5人に減らされました。[#派遣切り]
 おまけに、残った派遣も、契約では9時から5時までの勤務となっていますが、始業が一方的に9時半になりました。3時とか4時には仕事を終えて帰される始末。
 そんなことをされれば、大幅な収入減。会社にこんな身勝手をされたのでは仕事をしてやる気にはなりません。3年近く勤務した派遣先でしたが、ガマンの限界。
 バカですね、会社も。いくら閑散期で暇でも、こんなやり方をするからみんながやる気になってくれないのです。それなりにやる気のある人は定着してくれません。


◆ 派遣切りの憂き目にあう前に、こちらから“三行半”を出させてもらうことにします。

 時給で働く派遣労働者は長く勤めても時給はほとんど上がらない。収入に多くを期待できない彼らの仕事へのモチベーションは、少しでもやりがいを感じられるかだけだと思います。
 ならば、気に食わない相手から派遣切りを言われるよりも、こちらから“三行半”を出した方がよほど気分がいい。私流に言えば、“打ち上げ”なのです。[#打ち上げ]
 打ち上げとは、コンサルがクライアントとの契約を終了する時に仲間内でしばしば使うことば。要は“負け惜しみ”ですが、そう思わないことには気分的にスカッとできません。


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