天眼流’時事放談 @籠池氏と谷査恵子氏の証人喚問に注力せよ


◆ 私もそう思います。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 「長期勾留中の籠池夫妻にも話を聞こう」郷原信郎が指摘する解明の糸口 ⇒ bit.ly/2DIS7Xu     もう一つの重要な問題が、今回の「書き換え前の決裁文書」に、籠池氏の発言に関する記述が多数出てきているのに、籠池氏が「口封じ」のように接見禁止で長期勾留されているため、コメントが一言も出てこないことだ。   今回の書き換えの問題は、籠池氏自身の起訴内容と直接関係していないので、籠池氏の発言が弁護人を通じて公表されても罪証隠滅にはならないはずだ。籠池氏自身が、財務省側との交渉で、どのような趣旨で発言したのか、籠池氏自身に聞かないと解明できない部分が大きい。   政治的、社会的に注目される刑事事件の場合、接見禁止で勾留されている籠池氏側の言い分を社会に発信することも、弁護人の重要な役割では。


◆ 籠池氏は、悪党ながら妙に正直で潔いところもある。

 もちろん、籠池氏のやっていたことには賛成はできません。
 しかしながら、今になって森友学園騒動を思いおこすと、籠池氏が国会証言やその他の機会に言っていたことは、多少の脚色はあったにしても筋としてはほぼ事実でした。
 籠池氏の逮捕理由は、幼稚園の補助金をちょろまかした罪。幼稚園や保育園では良く聞く類の、私から見れば微罪(?)。私は、何カ月も保釈されないのが不思議でした。
 籠池氏は用意周到で抜け目のない人。籠池氏は経過をビデオや写真や録音で記録して小出しにしていました。もっと決定的な事実も温存していたのかもしれません。
 それを知って、検察も安倍政権を“忖度”しているのか? まさかとは思いますが、検察までもが“口封じ”のお手伝い? そう思われても仕方がない。[#検察の忖度]


◆ まぁ、籠池氏は、基本的には、自分の事業の発展を目論んでやったのでしょうが …

 籠池氏は、尊敬するネトウヨ界の大御所の安倍晋三先生を彼なりに必死に盛り上げてきた(→ 直接は、昭恵夫人を盛り上げた)のに、結果は、あっさり裏切られました。
 籠池氏は信用する相手を間違えたのです。自分が“小者”ということを忘れていたようです。安倍晋三という人は、小者を相手にするほど器量の大きい人ではない。[#小者]
 彼がもし加計学園の加計理事長ほどの業界の“大物”だったら、話は違っていたはず。森友学園程度では、うさん臭さだけが目立って大きなプロジェクトにはなりえません。
 そこらあたりの彼の思いも聞いてみたいですね、私は。


◆ ついでの話になりますが、昭恵夫人の証人喚問は無理でしょう。

 仮に、与党内で昭恵夫人の証人喚問を容認する雲行きになれば、安倍首相も首相を辞任して幕引きすると思います。自分の奥方を“さらしもの”にして平気な人には見えません。
 そんな状況に追い込まれれば、安倍首相は持病の心身症(→ 公には“潰瘍性大腸炎”)がぶり返すようなことにもなると思います。彼は、“ガラス細工の神経”の小心者。
 それが目的ならそれも手ですが … さすがに、自民党としても、そこまで積極的に安倍降ろしはできないでしょう。
 証人喚問の必要性が高いのは、昭恵夫人と役所と籠池氏の三者の取次役として機能していたイタリアの日本大使館に避難中の谷査恵子氏の方だと思います。[#谷査恵子]
 この人は、財務省の佐川氏よりは騒動の実態や経緯を良く知っているはずです。


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