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今治ボンダンス(仮)始動!(6月3日)

コロナで長らく盆踊り制作自体が出来ず、現代音頭作曲家としてのアイデンティティをほぼ失いかけていましたが、
超久しぶり!この度、ありがたいことに愛媛県は今治商店街組合様からご依頼を頂きまして
本日より「今治〇〇音頭(仮)」制作を開始いたします。

今回は今治のおもしろ施設、今治ホホホ座の豊島吾一さんの呼びかけに商店街の皆さんも面白がってくださり、現代音頭作曲家のワタクシが参りましたよ!!
私の他にも(後日改めてお知らせします)、超豪華ミュージシャン、ダンサーの方々が盛りだくさんで、メチャクチャ盛り上がる予定です!!

近代的な今治市立中央図書館

いつも音頭を作るときは先ずその土地の図書館の「郷土史コーナー」の本を読み漁る。
ということで朝から今治市立中央図書館にやってきました。

市史、町史はマストアイテム。

先ず読む本は「今治市史」。
うーん面白い。
音頭を作るときは必ず何か大きなシンクロニシティが働いて、歌詞と音頭が同時に立ち上がり、いつの間にか自然な流れで出来上がっていくことに私自身が「立ち会う」ような感覚があるのですが、
今回も早速のシンクロニシティが。

先月から高松市塩江美術館で開催中の「芸術の四国遍路展」に私は特殊写真家として写真作品を出品させていただいているのですが、20年ぶりくらいに学生時代の「越智先輩」という方から連絡があり、この作品に越智先輩のご親戚が深く関わっていることが判りました(この写真作品に関しても大事なことなので後日文章を書きます)。
それが一週間ほど前。そして今治市史を読んでいると、今治になる前はこの地を治めていた「越智氏」という豪族の名前から「越智国」と呼ばれていたと書かれていました。
また、2013年に松山、道後で「湯玉音頭」を作ったときに大きなテーマにした「一遍上人(河野氏)」もこの越智氏の流れをくむ人物ということが判り、
今回もなんだか良い音頭が作れそうな予感がしました。

瀬戸内海の海賊、水軍の歴史も面白く、藤原氏から派遣された藤原純友が起こした「天慶の乱」という、とんでもない事件があったり、河野氏、村上水軍の反映と没落の歴史、様々な人間模様がこの今治沖の瀬戸内海の島々で繰り広げられていたことに大きなロマンを感じ、読みふけっているうちに一日が終わってしまいました。

次回からは今治商店街、街の方々にインタビューしながら、今治への理解を深めていきたいと思います。

美しい瀬戸内海の島々を繋ぐ「しまなみ海道」を有する今治、コロナが明けようとしている(?)この年、
コロナによって生まれた人と人の分断、断絶を繋ぎ直すような、結び直すような音頭になれば良いな。今日はそんなふうに思いました。
今日から今治の事ばかり考える毎日が始まります。

夜は今治名物「焼豚玉子飯」を食べて帰りました。
今治の皆様お世話になります。
これからよろしくお願いいたします。

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