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でいだらぼっちが住むところ

福岡県豊前市、この土地に巨大な椅子があると言う。

位置は山奥になるのですが、

行き方はカンタン。

GoogleMapで「椅子のオブジェ」で検索。(便利な世の中です)


着くとそこにはポツンと、だけど存在感は大きく佇んでいました。

なんとも、絵本のなかのような光景。



椅子の高さは約6mくらいで、登れるように梯子が付いているのですが、上へ向かう瞬間が幼少期のワクワク感をそのまんま思い出させてくれます。頂上の景色はどんなだろうと、胸を躍らせながらずんずん登りました。おとなになってから、高いところ苦手だと思っていたのに。全然こわくなかった。好奇心は、こわいもの無しですね。


そしてこの制作者、わたしの姉の同級生のお父さんでした。

(NPO法人 森の学校 船橋さん)

いろいろ調べていたら、紹介している記事やインタビューなんかも見つけました。その中で、なぜこの椅子を作ったのですか?と質問に対して、

「今の世の中って、マイナス方向な感じするでしょ?
気持ちがどんどん沈んでいくっていうか負の連鎖で。
でもこんなでっかい椅子があったらさ、マイナスな気持ちにはならない。
ちょっとクスリと笑いがこぼれたり、楽しい気持ちがなんかこう湧いてでてくるじゃない?
僕はね、そんなことが大好きなんです。ただ、それだけなんです。」

とても親近感が湧いて、心がほっこりしました。この椅子を見つけた人たち、座ってみた人たちは、やさしい未来であってほしいです。


でいだらぼっちの椅子から見た景色、いちど眺めてみてほしいです。

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