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年齢を言い訳にし始めたら、改めたい事

 もう年だから、とついつい年齢を言い訳にして、諦めてしまうことが増える中高年。やりたいことより諦めが圧倒的に多くなります。特に独立や起業などの決断は、その最たるものです。

 本来、年のせいにするのも数ある言い訳の中の1つであり、時間的猶予の短さ、成功への不安、そして失敗の恐怖から逃れるために、自分自身へ言い聞かせたいのです。

 しかしながら、言い訳を作っているのは、やりたいことが気になっていながらも、意に反して蓋をしている状態です。根っこの部分では諦めきれていないのですから、何やらくすぶったままなのです。

 諦めるのであれば、徹底的に諦める根拠を積み上げて、諦めを認めるしかありません。 

 それでも受け入れられない場合は、180度考え方を改め、年相応の方法(独立起業の場合などは特に)を模索するという方が建設的ですね。

 独立起業は、年齢的若さがアドバンテージになることは事実ですが、それだけで事が上手く運ぶと考えるのも早計かと思います。失敗した時のリカバリーの時間が有るという意味だけが年齢のアドバンテージとも言い換えられます。

 物事には流れやタイミングもありますから、1点の優位性(無いよりはましですが)だけでは、ことは成せません。

 であるならば、時間的猶予や成功可能性の不安を徹底的に排除し、失敗のリスクも出来る限り対策を講じ、たとえ失敗しても失うものを最小限にすることに腐心することです。

 何よりも、留まろうとするブレーキの正当性を考えるより、徐行でいいので、ほんのちょっとでもアクセルを踏んでみることです。踏めば確実に進みます、後は前方を注意しながら進むことだけ。

 中高年なら中高年なりのやり方があるのです。
過去を振り返っても、留まってよい方向に行ったことは、あまり多くはなかったはず。

 時間が経って分かることでもありますが、アクセルを踏んで、やっぱり良かった、と実感できたことは多かったはずです。

 当然ながら、諦めることも重要な決断です。
だからこそ、全てをやる必要はなく、一つだけでも諦めずにやってみること。 全部を諦める必要な無いはずです。

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