やまさん

ひとりビジネスコーチのそろやまです。 気質にあった仕事が幸せの大切な要素であるとの考…

やまさん

ひとりビジネスコーチのそろやまです。 気質にあった仕事が幸せの大切な要素であるとの考えのもと 心穏やかに、そして豊かに働く大人が一人でも増えて欲しいと ひとりビジネスのコーチングを行っています。 サイトのブログもお楽しみください。 https://joyofsolo.com

最近の記事

成長とは、削ることだったんだ

 成長のためには、知識を増やし、経験を積み、さまざまな人と交流することが大切だと多くの人は考えます。しかし、実際には、成長の本質は「削ぎ落とすこと」にあるのではないでしょうか。  これはまるで、彫刻家が石や木から作品を彫り出すようなものです。彫刻家は、素材の中から美しい形を削り出すために、余計な部分を取り除いていきます。同じように、私たちは自分自身を形作るために、必要のない知識や習慣を削っていくことが重要です。  では、なぜ知識を学び、経験を積むのでしょうか。それは、彫刻

    • コーチと中高年リスキリング

       本日は、「コーチ論考」の番外編として「コーチと、中高年のリスキリング」と言うテーマで掘り下げます。  リスキリングと同じように、リカレント教育や生涯学習も、巷では折に触れ取り上げられています。  厳密には、夫々の意味合いに違いはありますが、人生100年時代と相まって就労期間長期化への備え、急速に進むデジタル社会への適応、そして個々人のワークライフバランスと人生を通しての自己実現達成のためにも、必要とされています。  個人の成長が企業の成長にあるとしながらも、企業内だ

      • コーチはどこに隠れている

         「コーチ論考」の3回目は、「コーチはどこに隠れている?」と題して、実際にコーチを探すにはどうすればいいのか、良いコーチの見極め方、そして、今後コーチ業界を盛り上げて行くために必要な事、これらのトピックを掘り下げて、論考シリーズを締めくくりたいと思います。どうぞ今回も、ゆるりとお読みください。 楽しんで頂ければ幸いです。  さて、コーチはどこにいるのでしょうか。普段はほとんど接点がない存在ですから、いざ探そうと思っても全く見当がつかないのが、正直なところでしょう。  企業

        • コーチを必要とする人、活用できる人

           コーチ論考の2回目は、実際にコーチを必要とする人と活用できる人を題材に、掘り下げてみたいと思います。そもそもコーチを必要とする人はどのような人なのか、その人物像を考えてみたいと思います。  コーチングの本質を理解していただくと、コーチを必要とする人物像がおぼろげながら浮かんできます。では、その本質とは何でしょうか。  コーチは、あなたが望む未来に向かって歩む旅のガイドとも言えます。しかし、コーチとは決して「先生」ではありません。コーチはあなたの人生やビジネスの「指導者」

        成長とは、削ることだったんだ

          コーチは、怪しげな職業なのか

           こんにちは、ひとりビジネスを目指す方々のコーチ、曽呂山です。今回は、「コーチ論考」と題し、ビジネスコーチの存在と今後の意義について深堀りしました。  まず、コーチという存在について理解がない方も多いかもしれません。役割も不明瞭で、その存在自体に疑念を抱くこともあるでしょう。  コーチと聞いて思い浮かぶのはスポーツ界が分かりやすいですね。チームに所属する選手たちを支え、トップ選手には専属コーチがつくことも一般的です。では、なぜコーチが必要なのでしょうか。  それは、より

          コーチは、怪しげな職業なのか

          人をそう簡単には理解できない

           他人に、自分の良いところを分かってもらいたい、と感じたことはどなたでもあるかと思います。  特に、気働きの出来る方などは、相手の思いを見越して行動が出来ますから、ちょっとした気遣いが色々とあるのですが、気づかれないものです。  全ての人がそうではないのですが、人の良さを見抜ける人は意外に少ないのです。  逆に、ひとのあらを探すことには長けているのが人間の能力なのでしょう。故に、わざわざ良さを探すことは苦手なのです。  ちょっとした機微を感じられる方は、それだけで稀な

          人をそう簡単には理解できない

          一人ビジネス、毎日が想定外

           一人ビジネスでは、日々、予測不能な出来事で満ちています。  始めたばかりの頃は、本当に毎日のように右往左往していました。以前の会社勤めで得た経験も役立つと思っていましたが、実際には勝手が違っていました。  電話応対やクレーム対応、突然の機器トラブルなど、想像もしなかったことが日常茶飯事です。一人で戦わなければならない孤独感に襲われることもあります。  部下や同僚に頼ることもできません。  当初は特に苦労しました、それも1年、2年と経つうちに少しずつ慣れてきますが、依

          一人ビジネス、毎日が想定外

          「起業はメンタル」、いや「選択」です

           起業の最後はメンタルで決まる、と言われます。確かにやるかやらないかの判断は自分で決めますから、不安を打ち消せる精神状態であることも必要です。  それには、事前の準備をし尽くし、メンタルの比重を軽くすることが成功の近道と思われますが、実際にはそれでも踏み切れないものです。  最後にスイッチを押せないという事であれば、何らかのエラーが発生しているのです。  なぜ、起業を選択するのか? 得たい結果の手段として、起業を選択することが必要だとの確信が無ければスイッチは押せないの

          「起業はメンタル」、いや「選択」です

          異動は活性化、人は移り変わるもの

           配置転換が行われず特定の人員が長期間同部門やチームにいると、やはり硬直化して行きます。  定期的な配置転換を行うことは、組織の活性化と人員のパフォーマンス向上にも寄与します。  部門やチームの担っている業務によって、見直すべき期間はまちまちですが、概ね3~5年の間には少なくとも一度以上は、行った方が良いでしょう。  そこで考えなくてはいけないのが見直す人材です。 ここはあえて、部門やチームの責任者、加えて優秀とされる人物から考えてゆくべきです。  何故、優秀な人材に

          異動は活性化、人は移り変わるもの

          人事評価の受け止め方

           会社組織の中で上司部下の関係があれば、必ず人事評価があります。  評価する側もされる側も、公平な評価を行おう、してもらおうと思っていますが、そもそも人の評価ほど、千差万別なものはありません。  成績優秀な営業員、売上げに最も注目する上司から見ればよい評価となるでしょう。  一方、成約率を重視する上司なら、売上げは良いが失注も多ければ、同じような評価とはならないかもしれません。  上司の価値観、評価者の価値観によるところが強く反映される点は否めないでしょう。  しか

          人事評価の受け止め方

          99.9%の地味な作業を楽しむ

           最近、書店を覘きますと投資関連の書籍が所狭しと平積みされています。 入門書から骨太な内容の物まで、様々なものがあります。  本格的に株式投資を行い、稼ごうと思えば勉強もさることながら、対象の企業について色々と調べ、研究する必要があります。  この調査作業、非常に地味なものです。コツコツと研究者のように一人で行わなければなりません。  一見、派手に見える投資ですが、99.9%はこの地味な作業の積み重ねが成否の分かれ道なのだと思います。  この地味な部分の作業、投資を仕

          99.9%の地味な作業を楽しむ

          短所、長所、そもそも何ですかそれは?

           短所を直そうと努力される方がいらっしゃいますが、その努力はもったいない、時間も労力も徒労に終わってしまいます。  そもそも、短所=悪い・長所=良い、とは言えませんよね。夫々、味のある特徴を 短所、長所と名前で呼んでいるだけですから。  誰にも、良い・悪いの判断は出来ないはずです。自分自身のその味のある特徴に対して、何らかの刷り込みや価値観から判断されているのでしょう。  夫々、際立った特性に過ぎないのです。 それでも、直したいと思うのは何故なのか?  直したいと思う

          短所、長所、そもそも何ですかそれは?

          年齢を言い訳にし始めたら、改めたい事

           もう年だから、とついつい年齢を言い訳にして、諦めてしまうことが増える中高年。やりたいことより諦めが圧倒的に多くなります。特に独立や起業などの決断は、その最たるものです。  本来、年のせいにするのも数ある言い訳の中の1つであり、時間的猶予の短さ、成功への不安、そして失敗の恐怖から逃れるために、自分自身へ言い聞かせたいのです。  しかしながら、言い訳を作っているのは、やりたいことが気になっていながらも、意に反して蓋をしている状態です。根っこの部分では諦めきれていないのですか

          年齢を言い訳にし始めたら、改めたい事

          真面目な話題で、会話をしていますか?

           真面目な話題を人と話せていますか? いまの風潮からすると、真剣な話や、真面目に愚直に仕事をしたいなどという事自体が、カッコ悪いと思われていませんかね。  いとも簡単に、事も無げに仕事をこなしている方がスマートに見えると思うのでしょう。それが出来る人である、との判断基準にもなっていますね。  それでも、一所懸命にそして真摯に仕事に向き合っていらっしゃる方を見かけると、自分の気持ちに活を入れて頂いたような感じになります。  向き合い方や表現の仕方は、人それぞれ。 話す話題

          真面目な話題で、会話をしていますか?

          大事なことは、ひとりで始めてみる

           勤め人で得られるものもたくさんあります。 ただ一方、会社に属すことと引き換えに我慢しなければいけないことも多々あります。  得るものと我慢の間でうまく折り合いを付けられればよいのですが、そうもいきません。ほとんどの方は、グッとこらえて頑張ってらっしゃいます。  ですが、そうもいかない方も一定数いるのです。本人は、別にわがままを通そうとしている訳ではありません。ただ、自分の大事なものを守りたいだけなのです。  その大事なものを得ようと、転職などをされて想いと現実のギャッ

          大事なことは、ひとりで始めてみる

          繊細な方だって、起業に向いている

           HSPとも言われる、非常に感受性が豊かで敏感気質、繊細の方って以外に多くいらっしゃるのではないでしょうか。5人に1人は、敏感気質とも言われています。  がさつな人や声がでかい人が多い職場、目まぐるしく人の出入りがある店舗などで働いたら、疲労困憊してしまうので避けた方が良いでしょう。  是非とも落ち着ける雰囲気であり、穏やかに仕事が出来る環境の職場で働いてください。  繊細な方にとっては、何よりも職場環境を優先的に探すことをお勧めします。騒がしい環境には、それに向いた気

          繊細な方だって、起業に向いている