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人脈作りでビジネスパーソンは成功する! その5 続編


その5 続編は、人脈を大切にして良かった、という話です。

前のトピックスでは、特に女性、中でも秘書さんを味方につけると良い
と書きました。
私はその後も、接点のあった役員の秘書さんや、その関係する女性達(もちろん男性もですが)は大切に扱って来ました。

ある時、よその事業部の秘書さんから依頼があったのですが、
私「そちらの事業部の役員が絡むような重大な仕事は、そちらの仕事でしょ!?そちらの偉い人にやってもらったら??」
秘書「でも、うちの役員は人脈がないから何もできないんです。佐東さんの方がその顧客には通じているのではないですか?」という、めちゃくちゃな
論理の仕事も受け入れ、私の顧客の人脈を使って成し遂げて来ました。
当然、非常に感謝はされましたが。(いっぱいご馳走になりましたが・・・)

「あの人に頼むと、何でもやってくれる」という評判は、ある意味迷惑、
かつ自分の所属する部門での自分への評価にはならないかもしれませんが、そういうポジティブな評判はさざ波のように、社内に伝わって行きます。

その後、新しい仕事をしろと会社から言われました。
今までの仕事とは全く違う、言葉すら聞いた事も無い仕事です。
私自身も何の経験もありません。しかも今までの仕事はそのままに、追加で仕事をしろというのですから、自分にとっては忙しくなるだけで、給料も上がるわけではなく、打算的な人なら即刻断るような仕事です。

「なんでそんな仕事が私へ?」というのは正直にありましたが、懇意にしている秘書から、「ある役員から、こんな仕事で一緒にやってくれる人を探しているけど、誰かいない?と聞かれたので佐東さんを推薦しておきました」
と内緒で言われました。

そういうことだったのか、と納得しました。
自分の仕事ぶりが、どこかで自分の知らないところで伝わっていて、
何かあると私の名前がふっと登場する。
これは自分的に言うと、「大変好ましい現象」です。

こじつけではありませんが、ビジネスの世界でもあります。
特別に需要が無くても、定期的に顧客と接点を持ち、自分を、あるいは
自社の製品の宣伝をしておくと、需要が出て来た時に「あっ、そういえばA社の佐東さんが情報持っていたな」と、まず誰よりも最初に思い出してくれる。そしてコンタクトしてくれる。これは非常に重要なポイントです。
「不断の努力」というのは、ある時に誰かが評価してくれるものです。

ある時、オーストラリアでトレーニングの機会をもらう事になりました。
当時61才の私にも、まだまだこんな海外出張のチャンスを与えてくれる、
そんな会社にも私のネットワークの人達にも感謝です。
オーストラリアで、更に人脈を広げることができました。

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